Meta Questを持っているピアノ好きなら、一度は試したくなるアプリ「PianoVision」
MR技術を活用して、目の前のMIDIキーボードにバーチャル譜面やノーツを表示させて、ゲーム感覚で演奏を楽しんでいる人も少なくないことでしょう。
でもでも、、

自分の好きな曲のMIDIファイルを追加できたらもっと楽しいのになあ~
と思ったことはありませんか?
ええ、実はPiano VisionにはMIDIファイルを追加して、自分の好きな楽曲をプレイできる機能が搭載されているんですよ!
MIDIMusical Instrument Digital Interface)ファイルとは、音楽の演奏データを記録したファイル形式のこと。MP3やWAVのような一般的なオーディオファイルとは違い、実際の音そのものは含まれておらず、音程・音価(どれくらいの長さで鳴らすか)・音色などの演奏情報が含まれたファイルです。
本記事では、Piano VisionにMIDIファイルを追加する方法をわかりやすく解説します。
ではさっそく行きましょう!
PC用のPiano Visionアプリをインストール
Piano VisionにMIDIファイルを追加するには、まずPC側にもPiano Visionアプリをインストールする必要があります。
Piano Vision公式サイトのダウンロードページから、あなたのPCに対応したインストールファイルをダウンロードしましょう。


ダウンロードしてきた「PianoVision-xxx.exe」ファイルを実行します。


インストールオプションの選択で任意のオプションにチェックを入れ、「次へ」をクリック。


インストール先の選択は、とくにこだわりがなければそのまま「インストール」でOK。


インストールが終わったら以下の画面が表示されるので、「完了」をクリックしてウィンドウを閉じましょう。


Piano VisionにMIDIファイルを追加
PC用のPianoVisionアプリが立ち上がり、以下のウィンドウが表示されます。
この時点では「Disconnected」となっているので、ここでMeta QuestとPCをUSBケーブルで有線接続し、Meta Quest側のPiano Visionアプリを立ち上げます。


すると、赤字の「Disconnected」が、緑の「Connected」に変化して接続が完了します。
もし接続されないときは、Meta QuestとPCがきちんと接続されているかをもう一度確認してから、青の「Connect」ボタンをクリックしてみましょう。


そのまま画面を下にスクロールし「MIDI or JSON File」の項目の「ファイルを選択」から、Piano Visionに追加したいMIDIファイルを選択し、「Submit」をクリックするだけ!


Song uploaded successfully! と表示されたら、アップロード完了です。


Piano VisionでMIDIファイルを選択してプレイ
Meta QuestのPiano Visionアプリ画面を開いたら、「Basic」→「Imports」と進んだ先に、上で追加したMIDIファイルが追加されています。
これを選択することで、プリインストールされている楽曲とおなじようにプレイすることができます。


さいごに
MIDIファイルでプレイするときの注意点としては、全部が全部Piano Visionのプリインストール楽曲のようにプレイすることはできないというものがあります。
たとえば、ノーツの鍵盤色が左右でわかれていなかったり、対応する指の数字が記載されていなかったり。
まあこれはPiano Vision固有の機能なので当然なんでしょうけど、中にはノーツすら表示されないものもあったりと、ファイルによって内容はまちまち。
無料でダウンロードできるMIDIファイルもありますが、やっぱり有料で販売されているファイルの方がクオリティが高いものが多い印象でした。
この辺は実際に自分で使ってみてのお楽しみということで、ネットで色々探して楽しんでみてください。
\ Piano Vision対応MIDIキーボード /




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