
玄関のインターホン、交換したいけど自分でできるか不安・・・
なんてお悩みを解決する記事です。
実家に帰ったついでに壊れかけてたインターホン(ドアホン)を交換しました。
いやあ… インターホンの交換はやったことがなかったので私にできるか不安だったんですけど、結論から言うと めっちゃ簡単 でした!
もうちょっと時間がかかると思っていたから、逆にあまった時間を持て余してしまうレベルで(笑)
なので、今回はそのやり方について共有しておこうと思います。
今回新調したインターホンはこちら
まず、新調したインターホンのご紹介から。
モニター付きインターホンの中ではトップクラスに売れていて評価も高い、パナソニックのテレビドアホンというやつ。
ちなみにこちら、パッケージには「VL-SZ50KF」の型番が記載されていますが、本体だと「VL-MZ50」となっていたり、販売されているサイトによっては「VL-SE50KA」となっているようですが、どれもおなじ製品っぽいです。


パッケージを開くと、モニター親機(以下:親機)と、カメラ玄関子機(以下:子機)がちゃんとセットで入っています。


同梱物は、取扱説明書と施工説明書と保証書、そして予備のカバーやら必要なネジやらが付属しています。
基本的にネジなどは追加で購入する必要はなく、同梱されているものだけで取り付けが完結します。


左のカバーは上の写真とおなじもの。 親機をコンセントに差し込まずに電源と直結させる際に使用しますが、おそらくほとんどの場合で使うことはないでしょう。




こちらが親機と子機。 ただのインターホンとはいえ、やっぱ新品はパキッとしていて気持ちがいいもんすな!
あ、子機の青い紙は取り付けが終わるまでは剥がさないでくださいね。


一応、それぞれ単体でも写真を撮っておきました。 クリックして大きな画像で詳細を確認してみてください。




インターホンの交換方法
インターホンを交換するにあたって必要になるものは、基本的には細めのプラスドライバーが1本だけあればOK! あとは、場合によってはニッパーもしくはカッターが必要になることがあるかもしれません(私は使いました)
あと前提として、私も勘違いしていたんですが、玄関にある子機に電源は来ておりません。親機と子機は2本のコードでつながっているだけの状態だということも事前に知っておきましょう。
ということで、電源は親機に接続されているコンセントのみ。
なのでまずはこれを外しておきましょう。 これでブレーカーを落としたりせずともバチッ!とか、ビリビリ来たりすることはありません。
さあいよいよここからが本番!
玄関に設置されている子機を外していきましょう。 これに近い形状の子機の場合、大体下部にネジがついていると思うので、これをプラスドライバーで外していきます。




ネジをとったら子機は簡単に外れると思うので、次に裏側に接続されている2本のコードを外します。
このとき注意しておきたいのが、コードが接続されている順番を覚えておくということ。 なぜなら、親機と子機に記載されている番号におなじコードを接続する必要があるからです。
スマホで写真を撮っておくのがベストですな。
私の場合だと、①番に赤、②番に白のコードがそれぞれ接続されていました。(画像だとわかりにくいですが…)




無事子機を外し終えたら、こんな感じでプラスチックの枠だけが残ります。


続いて枠の取り外し。
これも2本のネジで止まってるだけだから簡単簡単。 ただ、私の場合、下側だけなぜかタイラップで止められていたので、これを切るためにニッパーを使いました。


無事、取り外し完了!


続いて、上とおなじ要領で新しい子機用の枠を取り付けましょう。
よほど古い場合を除いてネジの規格は統一されているはずなので、付属しているネジで取り付けできるでしょう。
謎にタイラップで止められていた下側も、ちゃんとネジ止めすることができていい感じ!


次に、新しい子機の裏面に配線を取り付けます。
上で確認した①番と②番を間違えないよう気をつけながら・・・


あとはカバーに子機をねじ止めすれば、玄関側の作業は完了です。
新調したインターホンは、下部のネジ部に目隠しがついているので、デザイン的にもすっきり!


交換完了!


続いて、室内側の古い親機も外していきましょう。
形状は全然違いますが、やることは子機とほぼおなじ。
本体ごと上に持ち上げて外して、、


裏のコードを外す。
もちろんこのときも接続順を覚えておくことをお忘れなく!
ってか、外のコードは赤白だったのに、室内側はなんでグレー一色やねん。 わかりにくいやん…


本体の取り外しができたら、次にステーも取り外しましょう。
3本のネジを外すのみ!


そして新しいステーを取り付ける。 壁、めっちゃ汚れてるな・・・
今回の私のケースのように親機が大型化する場合は、事前に取り付け場所を入念にチェックしておくようにしましょう。


さっき記憶したとおりの順番で、親機の配線を取り付けます。
取り外す際にはドライバーが必要でしたが、新しい方は小さいボタンの先っちょを押し込むだけで取り付けができます。
ただ、けっこう奥までコードを押し込まないといけなかったので、差し込んだあとは抜けないかチェックしておくのが吉。


最後に親機をステーに引っ掛けて設置完了。 お疲れ様でした!
ステーに対して本体が大きめなので引っ掛ける場所を探るのが難しく、なんならここで一番苦戦させられました。


初期設定
コンセントを差し込むと、ご覧の時刻設定画面が表示されるので、これを設定するだけで初期設定は完了です。


見よ。 新型インターホンのこの勇姿を。 うーむ… 立派になったもんだ!


ちなみに親機にコンセントを差し込んで通電されると、子機のボタンの中央が赤く光ります。


約100万画素の5型ワイドモニターはかなり鮮明
約100万画素で5型のワイドモニターは、実際に使ってみると思っていたよりも鮮明。
もちろん、最新のスマホとかタブレットの画質には及びませんが、ドアホンのモニターとしては必要十分。
通常は広角に映像が映りますが、ズームができるのと、左右へのパンでカメラを操作ができるのも便利。 シンプルなボタン配置もわかりやすくていいね!


SDカードを差し込むと動画での録画も可能に
本製品のみでも来訪者を録画することはもちろん可能。ただ、動画というよりはコマ送りとか、連続した静止画といった感じで保存されます。
ですが、さらにSDカードを差し込むことで、ちゃんとした動画形式で保存されるとのことだったので、あわせて購入しておきました。


使い方は簡単で、親機の右側のスロットにSDカードを差し込むだけ。


正常に認識されると、画面左上にSDカードアイコンが表示されます。
もし一回目で認識されない場合は、一度抜き取ってもう一度差し込んでみると正しく認識されるはず(私はそうでした)


これで来訪者の様子がちゃんと動画形式で保存されるようになるというわけですな!
不在時にインターホンが押されると、「新着あり」のランプが青く光ってわかりやすいのもグッド!


さいごに
古いインターホンからモニター付きの新しいインターホンに交換する方法のご紹介でした。
どうです? 思ってたよりも簡単だったでしょ?
私が購入したサイトでは、取り付け工事ありのオプションも用意されていて、購入時にはかなり迷ったんですが結果、自分で交換して良かった!
新しいパナソニックのモニターホンも、使いやすく、必要十分な機能が揃っているので満足。
夜には子機のLEDライトが自動で点灯するので、たとえ玄関先が暗闇だったとしても相手の顔がしっかりと映るのでセキュリティもばっちりです。





こちら本機で動作確認済みのSDカードです


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