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EarFun Clip 2レビュー。シアターモードがヤバい、これ1万円切るん?

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EarFun Clip 2レビュー。シアターモードがヤバい、これ1万円切るん?
EarFun Clip 2のパッケージ正面、earfunロゴと黒いイヤーカフ型イヤホン本体

去年の夏ごろから愛用していたEarFunの「EarFun Clip」。1万円以下でLDAC対応・Bluetooth 6.0・マルチポイント全部入りという、イヤーカフ型としてはなかなかバグった仕様のイヤホンです。

そんな初代Clipが発売されてから1年も経たないうちに、後継機のEarFun Clip 2が我が家にやってきました。

正直、「初代Clipで完成されてるやん? 何を進化させんの?」と思ってたんですよね。しかし実機を並べて使ってみたら、これがぜんぜん別物。初代の弱点をぜんぶ潰したうえに、シアターモードの空間表現なんかは「いや、1万円切るイヤホンがこの音鳴らしていいの?」って声が出るレベル。

本記事では、初代Clipと並べて1週間使い込んだ正直な感想をお届けします。初代を持っている人が買い替える価値があるのかについても、記事後半で明確にお答えしますのでぜひ最後まで読んでみてくださいな。

目次

EarFun Clip 2はこんな人に刺さりそう

EarFun Clip 2本体のマクロ、楕円形のスリット状サウンドポート

最初に、この製品がどんな人にハマりそうか先にお伝えしておきます。

向いてそうな人
  • イヤーカフ型イヤホンが気になっている初心者
  • 在宅ワークや外の音を聞きたいシーンで使う人
  • 1万円以下で「全部入り」のワイヤレスイヤホンを探している人
  • 初代Clipユーザーで音質や通話品質に不満を感じていた人
  • ワイヤレス充電対応のイヤホンに乗り換えたい人
そんなに刺さらない人
  • カナル型のズンズンくる低音が絶対に必要な人(構造上、限界あり)
  • 寝ホンとして使いたい人(横向きで耳が痛くなる)
  • 初代Clipで満足していて、特に不満がない人

ここまで読んで「あ、私のことかも」と思った方は、このまま読み進めてみてください。自分には関係なさそうだな〜って方も、イヤーカフ型の進化ってこんなとこまで来たんや!という視点で読んでもらえたらと思います。

EarFun Clip 2のスペックをさらっとチェック

スペックは表でサクッと確認しておきましょう。

項目EarFun Clip 2
装着タイプイヤーカフ型(耳を挟む・耳穴を塞がない)
ドライバー12mmチタン製ダイナミック(デュアル磁気回路)
Bluetooth6.0
対応コーデックLDAC / AAC / SBC
ハイレゾ認証ハイレゾワイヤレス認証済み
マイク4基(AIノイズリダクション)
連続再生時間最大11時間(LDAC OFF)/ ケース併用40時間
充電方法USB-C + ワイヤレス充電対応
防塵・防水IP55(本体のみ)
マルチポイント対応
操作物理ボタン
アプリEarFun Audio
重量片耳約5.5g
価格9,990円(税込)

とりあえず、「1万円以下で、ハイレゾもワイヤレス充電もAI通話も全部入ってる」と覚えておけばOK。

初代からの進化ポイントを5つにまとめました

初代EarFun ClipとClip 2の本体を並べた比較、左右のデザイン差

ここがこの記事のメインディッシュ。初代Clipと並べると、かなりの項目が強化されているのがわかります。

スクロールできます
項目初代ClipClip 2
ドライバー10.8mmカーボンファイバー12mmチタン
マイク2基4基(AI搭載)
再生時間(LDAC OFF)最大10時間最大11時間
ワイヤレス充電非対応対応
空間オーディオシアターモードSpatial Stage 3D
新機能AI翻訳、サウンドセンス
重量(片耳)約5.7g約5.5g

重要な進化を1つずつ見ていきます。

① ドライバーが10.8mm → 12mmチタンに大型化

一番のキモがここ。

ドライバーってのはイヤホン内部の音を鳴らすスピーカーユニットのことで、ここがグレードアップすると音質にダイレクトに効いてきます。初代の10.8mmカーボンファイバー振動板から、Clip 2では12mmのチタン振動板に進化。さらにデュアル磁気回路という、強力な駆動方式にも対応してます。

チタンは軽くて硬い素材なので、音の歪みが少なくクリアに鳴らせるのが特徴。実際に聴き比べてみると、音の粒立ちが明らかに違います。この辺りはあとの使用感パートで詳しく書きます。

② マイクが2基 → 4基になって通話品質が別物に

通話マイクが倍増しました。さらにAIノイズキャンセリングも搭載。

初代Clipも通話は普通に使えてたんですが、相手から「ちょっとAMラジオっぽい声やな」って言われることが普通にあったんですよね。これ、Clip 2で大幅に改善されました。

③ やっとワイヤレス充電に対応した

これが個人的には一番うれしかった進化。

初代Clipで唯一「なんで?」と思っていたのが、ワイヤレス充電非対応だったこと。EarFunの他のモデルはみんな対応してたのに、なぜかClipだけ弾かれてたんですよね。Clip 2でようやく対応してきました。一度ワイヤレス充電に慣れるとケーブル生活には戻れんのですよ、これが。

④ 再生時間が微妙に延びて11時間に

単体11時間/ケース併用40時間になりました。初代から1時間の延長。

「たった1時間?」って思うかもしれませんが、これが普段使いで地味に効いてきます。LDAC有効時は最大6時間ですが、日常使いならLDAC切っておけば1日楽勝で持ちます。

⑤ 新機能「サウンドセンス」と「AI翻訳」が搭載

専用アプリに新機能が2つ追加されてます。

  • サウンドセンス:再生中の音楽にあわせてイコライザーを即座に調整・保存できる機能。これがなかなか使える機能で、後のアプリパートでじっくり紹介します。
  • AI翻訳:100以上の言語をリアルタイム翻訳する機能。ただし、こちらは日本向け公式ページでは触れられておらず、私の実機でも上手く動かせなかったので今回はスキップします。

外観と同梱品をチェック【写真つき】

パッケージ・同梱品

パッケージはEarFunおなじみの黄色と黒のツートン。初代とほぼ同じデザインの路線ですな。

パッケージ・同梱品


裏面には主な特徴がアイコン付きで並んでいます。LDAC・ハイレゾ・Fast Pair・IP55・4マイク通話・Bluetooth 6.0など、この価格でよく盛り込んだな〜という内容。

パッケージ・同梱品


同梱品はシンプルに以下の通り。

パッケージ・同梱品
  • EarFun Clip 2本体(左右)+ 充電ケース
  • USB Type-A to Type-C 充電ケーブル
  • ユーザーマニュアル(日本語記載あり)
  • 保証書・コンプライアンス文書

最近はケーブル省略する製品も増えていますが、EarFunは律儀に同梱してくれてます。ただ、PC側がType-Aなのは少し時代遅れ感あり。まあAC充電器には刺さるので問題なしです。

ケースの外観|マット質感で大人っぽくなった

ケースはマットブラックの卵型。手のひらにすっぽり収まるサイズです。

ケースの外観|マット質感で大人っぽくなった

初代Clipのケースは光沢のあるブラック+シルバー系でしたが、Clip 2はマット質感の1色展開に変更。これがいい齢のおっさんにはめちゃくちゃ好印象なデザインで、光沢ケースだとどうしても主張強めになるのが、マットだとカバンから出しても上品。ビジネスシーンでも悪目立ちしません。


並べてみると、Clip 2のほうがひとまわり大きくなっているのがわかります。これはワイヤレス充電コイルが内蔵されたのと、ブリッジ部の設計変更に対応するためかと。ポケットにねじ込む派の人は若干の注意ポイント。

EarFun Clip 2と初代EarFun Clipのケースサイズ比較、Clip 2がひと回り大きい


底面にはUSB Type-C端子とペアリング用の物理ボタン。LEDインジケーターはケース正面にあって視認性もバッチリ。

EarFun Clip 2ケースの底面、USB Type-C充電端子とペアリング用ボタン

イヤホン本体|サウンドポートがスリット化

ケースを開けると黒一色のイヤホン本体が鎮座。

EarFun Clip 2をケースから取り出した状態、左右のイヤホン本体


ここでClip 2最大のデザイン変更が来ます。スピーカー部、つまり音が出てくる部分がスリット状になってるんです。

イヤホン本体|サウンドポートがスリット化

初代はスピーカーのメッシュが球体にポッカリ見えるデザインでしたが、Clip 2は楕円形のスリットしか見えない、しかも本体が少し平べったく変形してます。初見だと「え、どこから音鳴るん?」って思うくらい。

左が初代、右がClip 2。初代はほぼ球体で丸いメッシュが剥き出し、Clip 2は平たくなってスリットだけ。このスリットから直接音を届ける設計で、公式によると45°傾斜ノズルで効率的に耳へ音を送り、同時に音漏れも抑えているとのこと。

初代EarFun ClipとClip 2のスピーカー部比較、球形メッシュとスリットの違い


もうひとつの変化。左右(L/R)識別の方法が変わりました。

  • 初代:充電端子の根元に赤(R)と銀(L)のリング
  • Clip 2:耳の裏側にくる部分に「L」「R」の文字をプリント
EarFun Clip 2のLプリントと初代EarFun ClipのRの赤リング比較

初代の赤/銀リングは「ちょっとダサいかも…」とネット上の噂もあったので(私は言っていない)、ここは改善ポイント。ただパッと見の識別性は初代の方が上だったかも。ここは好みですな。

ケース内部にもLとRのプリント。ちなみに左右自動認識には非対応で、正しい位置に入れないと収納できない構造。最近は左右どっちでもOKな機種も増えてきたので、ここは次期モデルに期待したいとこ。

EarFun Clipケース内部のLとRプリント、左右識別の表示

1週間使ってわかった使用感

ここからが本題。1週間使い倒した感想を、推しポイントを中心にガッツリ書いていきます。

装着感は初代からさらに軽く、自然になった

片耳5.5g、初代から0.2g軽くなってます。数字だけ見ると「まあそんな変わらんやろ」って気もしますが、実際に両耳同時装着(右:初代、左:Clip 2)で試すと意外と違うんですよ。

装着感は初代からさらに軽く、自然になった

3時間ほど在宅ワークしながら試した結果:

  • 30分後:どっちも違和感なし
  • 1時間後:どっちも違和感なし
  • 3時間後:どっちも違和感なし

…というわけで、どちらも付け心地は優秀すぎて体感の差は少なめ。ただ、Clip 2はブリッジのニッケルチタン合金ワイヤーが0.55mm → 0.5mmに細くなっていて、しなやかさが増しています。耳への圧迫感がより自然になった感覚はなきにしもあらず。

メガネとの干渉は相変わらずゼロ。私はブルーライトカットメガネをかけて作業するんですが、イヤーカフ型のメガネ民への優しさは変わらず健在です。

ただし、マスクとの併用は初代同様、外すときに一緒に引っかけてしまわないように注意が必要。これは全クリップ型共通の宿命。

ランニング中や首振りでもズレない安定感は初代から継続。私は軽いジョギング程度ですが、よほど激しく動かない限り飛んでいくことはないかと。

音質は明らかに解像度アップ。特に空間表現が進化

音質はドライバーの大型化+チタン化で、初代から明確に良くなっています。聴き比べるほどわかる感じ。

音質は明らかに解像度アップ。特に空間表現が進化

スマホ・MacBookに繋いで、いろんなジャンルをLDAC有効で試してみました。

J-POP(TM NETWORK / GET WILD)

初代は高音と低音が目立つ一方で中音域がやや物足りない音でした。Clip 2になると高音のキンキン感がなくなり音の広がりが増加。中音域もちゃんと前に出てきて、ボーカルの厚みが段違い。長時間リスニングでも疲れにくい音です。

ロック(Oasis / Wonderwall)

初代はアコギのジャリッとした感じがマイルド化、ボーカルも近すぎで奥行きが弱め。Clip 2はアコギのエッジが戻ってきて、繊細なギターの余韻も聴こえるように。音場の奥行きも明らかに広がりました。

EDM(Daft Punk / Get Lucky)

意外な結果だったのがこれ。初代はベースの硬さとキックのアタック感がハマって「ノれる」感じが強かったんですよね。Clip 2は解像度が一段階アップして音はクリアになりましたが、ノリだけでいうと初代のほうが上かもしれません。ここは好みの問題です。

クラシック(ドビュッシー / 月の光)

ここで大きな差が出ました。初代は弱音がややノイジーで、音の消え際が耳元で鳴っている感じでホール感が弱め。Clip 2は弱音のクリアさがレベチ。残響の広がりも増して、ちょっとしたホールで聴いているような感覚に。クラシック・アコースティック系との相性は抜群です。

ジャズ(Bill Evans / Waltz for Debby)

初代はピアノ・ベース・ドラムがどれも近くで鳴っていて楽器の位置関係がつかみにくかったのが、Clip 2では楽器が分離して聴こえるように変化。空間の広さもひとまわり大きくなりました。

全体として、初代が「元気に鳴る音」だとしたらClip 2は「解像度と空間を広げた音」という印象。特にアコースティック系・クラシック系との相性が大幅に改善された感覚です。

シアターモード(Spatial Stage)がヤバい

ここが今回一番推したいポイント。

専用アプリでシアターモード(Spatial Stage 3D)をオンにすると、音の広がりがとんでもないことになります。

EarFun Audioアプリのシアターモード設定画面、Spatial Stage 3Dサラウンド有効

「3Dサウンド機能ってオマケやろ?」って思ってたんですが、Clip 2のシアターモードはマジで別物レベル。頭の周りに音が広がる感覚があって、映画やライブ映像を観るときの臨場感が2段階くらい跳ね上がります。

最近観た映画でこのモードを試したら、環境音や効果音が頭の周りをぐるっと回るように聴こえて、没入感がヤバい。正直に言います、これ2〜3万円クラスの空間オーディオ対応モデルに肉薄してます。というか、曲によっては超えてるまであるかもしれん。ええまじで。

これを体験するためだけに買ってもいいかもってくらいのインパクトがありました。

音楽を聴くときはシアターモードをオフにした「純粋な音」も美味しいので、シーンで切り替えるのが正解。

通話品質は4マイク+AIで別物レベルに改善

EarFun Clip 2での通話シーン、4マイクAIノイズキャンセリング搭載

初代Clipで唯一「うーん」だったのが通話品質。相手にはAMラジオ的なザラザラ感があるって指摘されることが何度かあったんですよね。

Clip 2はマイクが4基、さらにAIノイズキャンセリング搭載で、このザラザラ感が完全に消えました。在宅でのWeb会議でも、相手から「声がこもる」とか「ノイズ乗ってる」って言われることが一切なくなったんで、こっちのほうがビジネス用途では明らかに上。

毎日Web会議が入る私みたいなおっさんには、この進化はかなり刺さります。

ワイヤレス充電、地味だけど効く

初代の最大の弱点が解消された話。

私が普段使ってるLISEN 2in1 MagSafe充電器にポンと置いたら、普通に充電スタート。EarFunさん、ようやく対応してくれたか〜って感じ。

ワイヤレス充電って「別に要る?」と思う人もいるかもしれませんが、寝る前にデスクに置くだけで充電できる安心感は本当に快適なんすよ。ケーブル抜き差しの一手間がなくなるだけなんだけど、一度慣れるともう戻れません。

ひとつ注意点。Qi充電器の円形のど真ん中にきっちり置かないと、認識されないことがあります。雑に置いて「翌朝、充電されてなかった(泣)」となる可能性があるので、LEDが点いてるか確認する習慣をつけたほうが安全です。

気になった点もちゃんと書いときます

ベタ褒めばっかりでは提灯記事に見えてしまうので、気になった点も正直に書きます。

LDACとマルチポイントが併用できないのは継続課題

これは初代からの宿題なんですが、LDAC有効時はマルチポイント(2台同時接続)が使えない問題は今回も解消されず。

電化ねこ

スマホとPCを繋ぎっぱなしにしたいんやけど、高音質で聴きたい時もあるし…

というときは、アプリで都度切り替える必要があります。ちょっとめんどい。チップセットの限界なんでしょうが、ここは次期モデルでなんとかしてほしいところ。

左右自動認識には非対応

初代と同じく、左右を正しい位置に入れないとケースに収納できない仕様。

左右自動認識には非対応

最近は左右どっちに入れてもOKの機種も増えてきたので、ここは残念ポイント。まあ、ケースのLとRを見て入れるだけなんで大した手間ではないんですが。

ワイヤレス充電の位置がシビア

前述の通り、Qi充電器の中央にきっちり合わせないと充電されないケースがあります。ズボラに置くと朝起きてガッカリ、なんてことになりかねないので、LED確認を習慣化しましょう。

低音の深さはカナル型には及ばない

これはオープンイヤー型の構造的な限界なんですが、耳穴を密閉しないので、カナル型(耳栓タイプ)のようなズンズンくる低音の量感はやっぱり出ません。

ただ、BassSurge技術と12mmチタンドライバーの組み合わせで、オープンイヤー型としてはかなり頑張っている部類。「低音が欲しければカナル型買おうな」ってだけの話です。

LDAC?Bluetooth 6.0?初心者向けに技術解説

スペック表に並んだカタカナ用語を、ざっくり噛み砕いて解説しときます。

用語ひとことで言うと
LDACBluetoothでも高音質が楽しめるコーデック。ソニー開発
ハイレゾワイヤレス認証ワイヤレスでも高解像度な音質を再現できる認証規格
Bluetooth 6.0最新規格で接続がより安定&省電力
IP55防塵防水砂埃や汗・小雨程度ならへっちゃら
Spatial Stage 3D音を立体的に広げる空間オーディオ機能
Google Fast PairAndroidで一発接続できる超便利機能

とりあえず「最新の接続規格で、音も良くて、ちょっとの汗や雨ならOK」って覚えとけば大丈夫です。

専用アプリ「EarFun Audio」にも注目ポイントあり

EarFunには専用アプリ「EarFun Audio」があって、Clip 2でもこいつから色々カスタマイズできます。初代から基本機能は継承されてますが、新機能が2つ追加されているのが見どころ。

新機能「サウンドセンス」がめっちゃいい

これ、なぜか他の記事とかであまり触れられてないんですが、個人的には超推したい機能です。

サウンドセンスってのは、再生中の音楽を聴きながら、アプリ画面でリアルタイムにイコライザーを調整できる機能。しかも調整した設定に名前をつけて保存できます。

EarFun Audioアプリの新機能サウンドセンス、リアルタイムEQ調整機能
EarFun Audioアプリの新機能サウンドセンス、リアルタイムEQ調整機能

普通のEQだと「設定→再生→確認→また戻って調整」の繰り返しでめんどいんですが、サウンドセンスだと曲を流しながらその場で音を整えられるのでサクサク進みます。曲ごとに専用EQを作って保存、なんて使い方も可能。音にこだわりたい人は絶対試してみてほしい機能です。

操作カスタマイズの自由度は相変わらず

1回押し、2回押し、3回押し、長押しにそれぞれ別の機能を割り当て可能。初代からしっかり継承されてます。

ちなみにマナーモード(音量を瞬時に下げる機能)は「3回押し」か「長押し」にしか割り当てられない仕様。すぐ使えるようにアプリで設定しておくと便利です。

EarFun Clip 2のボタン操作カスタマイズ画面、3回押しと長押しの割当設定

あと、「ゲームの効果音」モードも新規追加。FPS系のゲームで足音の聴き取りが改善されるってことで、ゲーマーには地味に嬉しい機能かも。

他のイヤーカフ型とどう違う?競合製品と比較

1万円前後のイヤーカフ型市場、けっこう激戦区なので主要ライバルとスペック比較します。

スクロールできます
EarFun Clip 2SOUNDPEATS UU2HUAWEI FreeClip 2Anker Soundcore C30i
価格9,990円7,280円27,800円前後9,990円
Bluetooth6.06.05.45.3
LDAC
ハイレゾ認証
マイク4基2基3基非公表
再生時間11h / 40h10h / 42h8h / 36h12h / 30h
ワイヤレス充電
防水IP55IPX5IP54IPX4
各製品の比較

ざっくり言うと:

  • とにかく安さ重視ならSOUNDPEATS UU2(ワイヤレス充電なし、低音特化)
  • ブランド重視・お金に余裕ならHUAWEI FreeClip 2(ただしLDAC非対応で価格は約3倍)
  • 機能フル装備でバランスよくならEarFun Clip 2

このラインナップでLDAC+ワイヤレス充電+4マイクAIが全部揃うのはClip 2だけというのが強みです。

【結論】初代Clipユーザーは買い替えるべきか?

電化ねこ

初代Clipをめっちゃ気に入って使ってるんやけど、買い替え推奨?

…って人、きっと多いですよね。

結論から言うと、「音質・通話品質・ワイヤレス充電」のどれかに不満を感じているなら買い替え推奨。それ以外で特に困ってないなら、急いで乗り換える必要まではないかな、という感じです。

買い替えると確実に嬉しいポイント:

  • 音の解像度と空間表現の進化(特にシアターモード)
  • 通話のザラザラ感が大幅に低減されたこと
  • ワイヤレス充電のラクさ

逆に変わらない点:

  • 装着感はどっちも優秀
  • バッテリー持ちは+1時間くらいでは体感しにくい
  • LDACとマルチポイントの併用不可問題

1年近く初代を使い倒して、何かしら不満が見えてきたな〜って感じてる人には、Clip 2の進化はハマると思います。でも、初代でしっかり満足できてる人なら、もう1世代待つ選択もアリかと。次のClip 3ではさらに細かい部分が強化されてきそうですしね。

まとめ|初代の弱点を全部潰しに来た完成形

EarFun Clip 2の充電ケースを手のひらに載せた様子、コンパクトサイズ感

ということで、EarFun Clip 2を1週間みっちり使い込んでみた感想でした。

  • 12mmチタンドライバーで音質が一段階上にステップアップ
  • 4マイクAI搭載で通話のザラザラ感が消失
  • やっとワイヤレス充電に対応、地味に快適
  • シアターモードの空間表現がこの価格帯ではぶっ飛んでる
  • 新機能「サウンドセンス」でEQ調整が

これ全部入りで9,990円というのは、普通に頭おかしい価格設定

もちろんLDACとマルチポイントの併用不可問題とか、改善してほしい点もちょっとあります。でも、初代の弱点をひと通り潰してきた上に、シアターモードという強力な武器を1つ追加してきたこの完成度は、「1万円以下のイヤーカフ型を今買うならこれでええやろ」レベルに達してる気がします。

少なくとも私は気に入って、初代と並行しつつ(まだたまに使いたい)毎日使っておりますです。これはええまじで。


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