おっさんにだって癒やしは必要なんです
私思うんですよ。令和のおっさんには、圧倒的に癒やしが足りていない。
嫁さんや娘には日々邪険に扱われ、外に出たら出たで誰ひとり目をあわせてくれない。おまけに毎日のデスクワークで首と肩はバッキバキ、朝起きたら枕のニオイで子供の頃の”親父”を思い出す始末。
…こんなの、もうガジェットに頼るしかないやろ。
ということで今回手に入れたのが、NIPLUXの「EMS HEAD SPA PREMIUM」です。
EMSヘッドスパって言うと「それ美容のやつでしょ」「うちの嫁が使うやつやん」って思うかもしれません。実際、私もそう思ってた口です。でもね、ちょっと待ってほしい。頭皮のコリがほぐれると肩こりが楽になるとか、頭皮の脂が根こそぎ落ちて髪がキュッキュいうようになるとか、そういう話を聞いてしまうとガジェット好きとしては黙ってられないわけですよ。
なにせこれ、GOOD DESIGN AWARD 2022を受賞していたり、楽天と草津ナウリゾートホテルのコラボルームにも採用されていたり、王様のブランチでも紹介されていたりと、知る人ぞ知る実力派。
ガジェットは私を裏切らない。その信念のもと、実際に使い倒してみたので、正直な感想をお届けしていきます。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | NIPLUX EMS HEAD SPA PREMIUM |
| メーカー | 日創プラス(NIPLUX) |
| 回転モード | 4種類(モード1/モード2/モードSP/振動のみ) |
| EMS | 5段階調整 |
| 赤色LED | 12個搭載(従来品8個 → 照射範囲を広げる独自構造) |
| 防水 | IPX7 |
| 充電 | 専用スタンド(置くだけ充電) |
| 充電時間 | 約4時間 |
| 連続使用時間 | 約3時間 |
| 重量 | 約340g |
| アタッチメント | 3種類(頭皮&ボディ用/リフトケア用/メタル)×4個 = 計12個 |
| 受賞歴 | GOOD DESIGN AWARD 2022 |
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開封&同梱物チェック
届いた箱を見て、まず思ったのは「思ってたよりもだいぶデカいな…?」ということ。
高級感のあるマットブラックの化粧箱は、小ぶりのマスクメロンが入ってんじゃないかってくらいの存在感があります。


フタを開けると、専用の緩衝材にしっかり収まった本体がお出迎え。梱包はなかなか丁寧で、高級家電を買った感がちゃんとあります。

同梱物は、充電スタンド、USBケーブル、ACアダプター、取扱説明書。充電スタンドが標準で付いてくるのは嬉しいポイントで、本体を置くだけで充電できるようになっています。

外観をチェック。想像よりデカかった
本体の質感はサラサラとしたマット仕上げで、変にテカテカしていないのが好印象。色もオールブラックで統一されていて、男が使っていても何の違和感もない佇まい。高級美容機器としての貫禄が十分に感じられますな。


ただ、思ってたよりデカい。どれくらいデカいかを伝えるために、うちにあった洗剤のアタックの箱と並べてみました。


まあ見ての通り、なかなかの迫力です。とはいえ、実際に手に持ってみると見た目の印象ほど重くはなくて、約340gという重量は500mlのペットボトルよりも余裕で軽い。頭皮にあてて使うものなので、この軽さは長時間使っても腕が疲れにくくていいなと思いました。
ボタン操作とモードの紹介
天面にはボタンが4つだけ。電源ボタン、Mボタン(モード切替)、+ボタン、−ボタン。それぞれの上にはモード表示用のLEDインジケーターが配置されています。


ボタンの数自体は厳選されていてシンプルなんですが、長押しやモードの組み合わせでいろいろできるので、正直なところ説明書を読まないとフル活用は難しいかもしれません。
| 電源ボタン | モードボタン | プラスボタン | マイナスボタン | |
|---|---|---|---|---|
| 長押し | 電源オン/オフ | 振動オン/オフ | ||
| 短押し | 回転モード切替 | モード切替 | EMSレベル強く | EMSレベル弱く |
| すばやく2度押し | 赤色LEDオン/オフ | ー | ー | ー |
基本は、EMSなしのモード1、頭皮&フェイス&ボディ用EMSのモード2、ボディ用の強めのEMSのモードSP、の3種類。もちろん回転と振動、EMSをまとめて使うことも可能。
そして、ここで知っておいてほしいのが、実は回転させずに振動やEMSだけでも使えるということ。説明書をちゃんと読み込まないと気づかないまま過ごしてしまう機能なので、購入したらまず説明書に目を通すことを強くおすすめします。(全部日本語だよ)
アタッチメントは3種類。使い分けが楽しい
本体にデフォルトで装着されているものを含めて、アタッチメントは3種類×4個の計12パーツが標準付属しています。

まず1つ目が頭皮&ボディ用アタッチメント。こいつがいわゆるスタンダードで、しっかりした突起が頭皮をグイグイ揉み込んでくれるやつ。

2つ目がリフトケア用アタッチメント。頭皮&ボディ用と比べると少し柔らかめの素材で、フェイスラインのケアなど、繊細な部位に使いたい時に付け替えます。

そして3つ目が金属アタッチメント。こいつがなかなか面白くて、ひんやりとした冷感刺激があるうえに、金属の高い導電率のおかげでEMSの電気信号がダイレクトに伝わってくる。乾いた状態でもしっかりEMSを感じたいなら、この金属アタッチメントが断然おすすめです。

アタッチメントの交換自体は、スポッと引き抜いて差し替えるだけ。簡単っちゃ簡単だけど、頻繁にやるとなるとちょっとだけ面倒に感じることもあるかな、というのが正直なところ。
でも、何度も交換している内に馴染んできて抜き差ししやすくなります。

あとひとつ注意点として、アタッチメントを外したときに本体側の差し込み口にネジの黒いオイルが少々付くことがあります。説明書にも「不具合ではないので拭き取って使ってください」と記載があるんですが、服や家具に付かないように気をつけましょう。
まずは乾いた頭にヘッドスパしてみる
さて、ここからが本番。まずは乾いた状態で頭皮にあててみます。
電源を入れてモード1で恐る恐る頭に当てた瞬間、「おっ、これは…」と声が出ました。想像していたよりも圧倒的に力強い。なんとなく「優しくブーンと振動するやつでしょ」くらいに思っていたんですが、4つのローラーが独立して回転しながらグイグイと頭皮を揉み込んでくる感触は、思っていたパワーの2倍は軽く超えてきます。
NIPLUX EMS HEAD SPA PREMIUMの4つのローラーが独立して力強く回転している様子
頭皮をしっかり掴んでモミモミしてくれている感覚は、まさに美容院のヘッドスパのそれ。自分でやってるはずなのに、なんでこんなに気持ちいいのか不思議なくらい。
回転 + 振動モードに切り替えると、回転の刺激に緩急がついて、プロに揉まれているかのようなリズミカルな刺激になります。
裏面の中央には赤色LEDが搭載されていて、使用中は赤い光を照射してくれます。

この赤色LEDは従来品から進化していて、光の数が8個から12個に増えたうえ、照射範囲を広くするNIPLUX独自の構造が採用されています。

赤色LED(波長630nm帯)は、エステやクリニックの世界でも頭皮環境の改善を目的として活用されている光波長帯。マッサージしながら同時にLEDケアもできるというのは、なかなか贅沢な仕様です。
真の実力はお風呂で発揮される
乾いた状態でも十分に気持ちいいんですが、こいつの真の実力はお風呂で発揮されます。
IPX7の防水仕様なので、シャワーはもちろん、湯船に浸かりながら使うことだってできます。ただし本体をお湯に沈めてしまうのはNGなので、そこだけは注意。

で、実際に湯船に浸かりながらシリコンアタッチメントでヘッドスパをやってみたんですが…
これが天国。(まじで)
マッサージと振動を併用しながら、じわ〜っとお湯の温かさも加わって、全身の力が抜けていくようなリラクゼーション体験。仕事と世間から邪険に扱われたことで疲れ切った体に染み渡る癒やしが、五臓六腑に染み渡るでぇ~。ガジェット好きのそこのあなた、ここですよここ!
さらにこのデバイスで洗髪すると仕上がりが段違い。シャンプーを頭皮の隅々まで行き渡らせながらローラーが回転して揉み込んでくれるので、洗い上がりのときに髪がキュッキュいうんですよ。余分な頭皮の油がしっかり落ちている証拠で、美容院やヘッドスパで丁寧に洗ってもらったあとのようなスッキリ感が、自宅のお風呂で毎日味わえる。
そろそろ頭皮も気になってくる私のようなお年頃のおやじには、このディープクレンジング効果だけでも導入する価値があると思います。
EMSの刺激はなかなかパンチが効いてる
EMS機能は5段階で調整でき、従来品と比較してEMSの電気刺激が最大29倍にまで増強されているとのこと。
腕やお腹のような比較的鈍感な部位に金属アタッチメントで押し当てると、筋肉がピクピクと動くのがはっきりわかって、なかなか面白い。デスクワークで凝り固まった首や肩まわりに使ってみると、じんわりとほぐされていく感覚があって、これはクセになります。
強力なマッサージ機能で腕を揉み込んでマッサージ効果の様子
ただし、顔に使うときは要注意。リフトケア用アタッチメントに替えて最弱のレベル1で試してみたんですが、それでもピリピリとした刺激がなかなか強い。慣れの問題もあるのかもしれませんが、最初は低めのレベルから様子を見ることを推奨します。
そして風呂場でEMSを頭に使ったら… 正直に言います。痛すぎて断念しました。水で濡れた頭皮は通電効率が跳ね上がるので、乾いた状態とは比較にならないくらいダイレクトにビリビリがきます。お風呂で使うときは回転マッサージ+振動で楽しんで、EMSは乾いた状態で使うのが個人的なベストプラクティスです。(ビリビリ刺激に弱い私の主観評価)
充電まわりの使い勝手
充電は専用スタンドに本体を置くだけ。毎回USBケーブルを差し込む必要がないのは地味に嬉しいポイントで、使い終わったらポンと置くだけの手軽さは日常使いにおいて大きなアドバンテージだと感じます。

フル充電には約4時間かかりますが、一度の充電で約3時間の連続動作が可能。推奨使用時間が1回あたり10〜15分程度なので、計算上は数週間に一度の充電で十分まかなえます。
ただし、お風呂で使った後は本体の充電接点まわりをしっかり乾かしてからスタンドに置くこと。水分が残ったまま通電させると端子の腐食や故障の原因になりかねないと説明書にも記載があるので、タオルで拭いてからセットする習慣をつけておきましょう。充電スタンドやACアダプターは防水ではないので、浴室内に持ち込まないようにも注意が必要です。
気になったところ
よかった点ばかり書いてきたので、ここは正直ベースで気になるところも挙げておきます。
まずは前述の通り、EMSの刺激が場所と状況によってはかなり強いこと。特に濡れた頭皮への使用は無理がありました。顔に使う場合も、肌の敏感さによっては慣れるまで時間がかかると思います。
アタッチメント交換時に付くオイルの問題も、人によっては気になるかもしれません。毎回服についてしまうような量ではないんですが、白いタオルの上で交換するのは避けたほうがいいです。
ボタン操作もシンプルそうに見えて、モードの切り替えや機能の組み合わせは説明書を読まないとわからない部分がある。例えば、振動やEMSだけでも使えるということを説明書なしで発見するのはなかなか難しそう。
そして価格。正直、安い買い物ではありません。ただ、エステやヘッドスパに通うことを考えたら、数回分の施術費用で本格的なケアが毎日自宅でできるわけなので、長い目で見れば遥かにコスパはいいというのも、また事実と言えるでしょう。
まとめ:ガジェット好きのおっさんこそ使ってみてほしい
EMSヘッドスパと聞いて「ワシには関係ない話やな」と思ってこの記事をスルーしそうになった方、ここまで読んでいただいてありがとうございます。
この製品の本質は、美容機器というよりもむしろ全身ケアデバイスとしてのポテンシャルの高さにあると私は思っています。頭皮のディープクレンジングで洗髪の仕上がりが激変し、アタッチメントを付け替えればフェイスラインのリフトケアや気になるお腹まわりのEMS刺激まで一台でカバー。湯船に浸かりながらのヘッドスパは、一日の疲れを根こそぎ洗い流してくれるような至福の時間でした。
今の時代、おっさんも見た目に気を使わないといけませんからな。
好みが分かれるであろうEMSの刺激の強さや、アタッチメント周りの細かい使い勝手には改善の余地もありますが、総合的に見て「これにしてよかった」と素直に思えるガジェットでした。
頭皮のことがそろそろ気になってきた方、首肩のコリをどうにかしたい方、あるいは純粋にお風呂タイムの質を上げたい方。
少なくとも私は、毎晩の風呂タイムがちょっとした楽しみに変わりましたね、ええまじで。普段はスルーしてしまいがちだけど、こういう癒し系のガジェットもいいもんだよなあ。
よっしー現状、Amazonにあるのは旧モデルのみっぽいので購入前に要確認です
















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