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【レビュー】コスパ良好と噂のFIFINE AmpliGame H9ヘッドセットを使ってみたら、マイク性能が良すぎて通話メイン機になった話

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【レビュー】コスパ良好と噂のFIFINE AmpliGame H9ヘッドセットを使ってみたら、マイク性能が良すぎて通話メイン機になった話

ゲーミングヘッドセットって種類がたくさんありすぎて選び方が難しいですよね。

電化ねこ

いったいどこのやつを選んだらいいんだろう・・・

そこで今回は、FIFINEから提供していただいた AmpliGame H9ヘッドセットをレビューしてみることにします。

音質・マイク・フィット感、どれも重要なポイントですが、このヘッドセットはどうなのか? 特徴を詳しくチェックしてみたので、気になっていた人はぜひどうぞ!

目次

FIFINEというメーカー

レビュー本編にいく前にまずは「FIFINE(ファイファイン)」というメーカーについて簡単に知っておきましょう。

FIFINEは、おもにオーディオ製品、とくにUSBマイクやコンデンサーマイクを専門に開発・製造・販売する中国の企業です。 設立は2009年で10年以上の実績があり、とくに初心者や中小規模のクリエイターから支持されています。

今回レビューするAmpliGame H9のほかにも、以下のUSBコンデンサーマイクや、オーディオミキサーなどが人気の商品です。

製品スペック

ブランドFIFINE
接続方式有線
型番FIFINE AmpliGame H9
重量480g
ヘッドホンスタイルオーバーイヤー
ヘッドホンジャック3.5mmジャック
オーディオドライバーダイナミックドライバー
オーディオドライバーのサイズ50mm
周波数応答20KHz
インピーダンス32Ohm
ノイズ制御パッシブノイズキャンセリング
製品の推奨用途レコーディング/通話/ゲーム
同梱物取扱説明書/脱着式マイク/USBオーディオコントロールボックス/ヘッドセット本体

開封と同梱物

さて、こちらが到着時のパッケージ画像。 茶箱に製品名とヘッドホンの画像がプリントされたシンプルな梱包。

パカッとフタを開けると、説明書と本体の間にはさまってる細い箱の中に細かい同梱品が入っています。

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ヘッドセット本体以外の同梱物は、説明書・マイクブーム・リモコン付きのUSBケーブルの3点。 リモコンの操作方法については後述します。

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説明書は、まさかのオール日本語でした。 よくある自動翻訳的なやつではなく、わりとちゃんとした日本語で読みやすい。

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デザインと装着感

そしてこちらがヘッドセット本体。 ブラック・ホワイト・ピンクがある中から、今回は無難なブラックをチョイスしました。

パッと見で感じたのは「ゲーミング向けデバイスらしい派手さとシンプルさが共存しているな~」ということ。 ちなみに本製品、「ゲーミング」とついているものの、ヘッドセット本体は光りません。

重量480gとヘッドホンとしてもかなり軽めの本体だけど、ハウジングとヘッドバンドをつなぐアームは金属製なので耐久性はありそう。

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ただ、ハウジングの外側にあるニコッと笑ったようなAmazonの段ボールみたいなプリントは、アラフォーおやじには可愛すぎるかな。 まあそんなに他人に見られるものでもないからセーフ(笑)

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AmpliGame H9は有線のみ対応なのでケーブルがついてきます。 ケーブルはメッシュ仕様でこちらも耐久性は問題なさそう。

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3.5mmジャックのケーブル長は1mちょっと。 基本的にはこのジャックをリモコンに差し込んで使うけど、直接イヤホンジャックに差し込んで運用することも可能です。

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イヤーパッドの内側には、L/R の文字がプリントされているので、装着時にどちらか迷うことはありません。

サイズがそこまで大きくないイヤーパッドは耳を覆うタイプではなく、耳の上に乗せて使うタイプのやつ。 側圧はやや強めに感じるけど、本体の軽さと頭頂部のクッションの柔らかさもあって、頭が大きめの私でも長時間つけっぱでどこかが痛くなるようなことはなかったです。

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左のハウジングの下部にジャックがあり、ここにマイクブームを取り付けることでヘッドセットとして使用できます。

もちろん、マイクを外してヘッドホンとして使用することも可能で、その辺臨機応変に使えるのも本機の強み。

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マイクブーム取り付け用ジャック
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マイク装着後


こちらが手元で操作するリモコン。

4つあるプラスとマイナスのボタンは、それぞれマイクとヘッドセットの音量調節用。 真ん中の丸いボタンは7.1chサラウンドをオンオフします。

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7.1chサラウンドがオンになると、リングが赤く光ってカッコイイ。

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背面にはクリップ、側面にはマイクミュート用のスライドスイッチがあります。

背面
側面


本体から伸びるイヤホンジャックをリモコンに接続、USBをPCに接続して使用します。

接続時の総ケーブル長は3mちょっとあるので、USBをPCの背面に接続したとしても余裕で使えるでしょう。

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音質

次に音質。 ゲーミングヘッドセットと名乗るからには、ゲームの効果音や敵の足音をしっかりと聞けることが最重要ですよね。 その点、AmpliGame H9は十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

7.1chサラウンドサウンドに対応しているので、音の方向感覚がつかみやすく、(私はあんまやったことないけど)FPSゲームでの敵の位置把握などにも役立ってくれることでしょう。

実際、この動画で7.1chサラウンドをテストしてみたところ、左なら左、右なら右のスピーカーと音の定位がはっきりとしていました。

ひと昔前なら、数十万円するサラウンドシステムを組まないといけなかったのに、ほんとすごい時代になったもんだ。

音質の特徴としては、中音域から高音域にかけてがとくに強い印象。 その反面、ドーンと芯に響くような低音はなく、かなり抑え気味な模様。

この特徴は、ゲームやオンライン会議などのビジネス利用にはちょうどいいバランスかもしれません。7.1chサラウンドは音楽を聴くときにも悪くはないですが、おもにゲームやビジネス用途向きと考えるのが良さそうですな。

マイク性能

さて、ゲームでのフレンドの通話や配信者にとって気になるのはマイク性能。

結論から申しておきますと、FIFINEはもともとマイク製品を作っている企業ということで、これがかなり優秀でした。

実際に、友人とオンライン通話してみたり、Windowsに標準搭載されている機能でマイクをテストしてみたところ、全指向性マイクは雑音が入りにくく、声がはっきりと伝わってきます。

【レビュー】コスパ良好と噂のFIFINE AmpliGame H9ヘッドセットを使ってみたら、マイク性能が良すぎて通話メイン機になった話

職業上、PCでオンライン打ち合わせをする機会が多々あり、普段は「オーディオテクニカ AT2020」を使っていたのですが、価格的にははるかに上のそれよりも音質はクリアに聴こえていたのがすごい。

前述の通り、手元のリモコンで即座にミュートすることもできるので、配信中やチャット中に「今ちょっと黙りたい!」というときでもすぐに対応できるのもいい。

マイクブームはフレキシブルに位置を調整できるし、必要ない時は取り外しできるのもメリット。

接続と互換性

AmpliGame H9には無線接続モデルはなく、有線接続のみですが、USB-A端子を差し込むだけですぐに使えます。

プラグアンドプレイなので新たなドライバーのインストールは不要で、めちゃくちゃお手軽。 USB1本でスピーカーもマイクもすべてカバーしてくれるのはありがたいですね。

互換性の面でもかなり幅広く、WINPC、Mac、PS4/5にSwitch、3.5mmジャックがない場合はUSB-CからUSB-Aに変換してスマホやタブレットにも対応するなど、ほぼ万能です。

まとめ

総合的に見るとFIFINE AmpliGame H9は、評判通りの価格に対してかなりコスパの良いヘッドセットです。

7.1chサラウンドサウンドも良かったけど、特筆すべきは上記のマイク性能の高さでしょう。

私自身、いくつかヘッドセットを持っていますが、マイク性能はまさかの本機がナンバーワンという結果にびっくりするとともに、これからオンライン打ち合わせなどをする際には、本機をメインで使っていくことが決定。

ノイズがほとんどなく、クリアに音声が聞こえることで、自分も相手もストレスフリー。

とくに仕事上の打ち合わせだと、ほとんど面識のない人と通話することもありますから、その辺気を使いますもんね…(笑)

もちろん、音楽リスニングや映画鑑賞にも対応できる音質ではありますが、やはりメインはゲーム・配信・オンライン通話向けだと考えるのが良いでしょう。

これが5千円前後で手に入るのは、(忖度抜きで)まじでコスパいいと思います。

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この記事を書いた人

よっしーのアバター よっしー アラフォー専業ブロガー

ガジェットをこよなく愛するアラフォー専業ブロガー。一日一回はキーボードに触らないと指がむずむずしてくる文字打ちたい病。デジモノ&サービスをゆる~くながらも的確に紹介&レビューしていきます。

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