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スマートウォッチからスマートバンドに変えたら幸福度が上がった話【Xaomi SmartBand9】

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スマートウォッチからスマートバンドに変えたら幸福度が上がった話【Xaomi SmartBand9】

スマホがGalaxyということもあって、同ブランドのスマートウォッチを1年ほど愛用していたんですが、だんだんつける頻度が下がってきていました。

その理由は、ゴツくて重いから。

活動的な昼間はそこまで気になるほどじゃないんだけど、ほら、スマートウォッチって睡眠記録とかも取ってくれるから寝てる間もつけておきたいじゃないですか。

でも、つけっぱなしで寝るとなると、やっぱりデカいのと重いのがネックになります。

あれ? 私、Galaxyのスマートウォッチは2台目のはずなんだけど、ひょっとして過去の経験を活かせていない?(汗)

あと、腕から出っ張ってる部分が大きいことで、気を抜くと壁とかにぶつけたり擦ったりしそうになって気を使うというのも気になっていました。

そんなある日、ハッと気づいたんです。

スマートウォッチがダメなら、スマートバンドがあるじゃないか! と。

ということで、新たに購入したXaomi SmartBand9のレビューです。

目次

スペック

メーカーXaomi
ディスプレイ
サイズ1.62インチのAMOLEDタッチディスプレイ
解像度192 × 490ピクセル
輝度最大120nits
リフレッシュレート最大60Hz
バッテリー
容量233mAh
持続時間最大21日間(通常使用モード)
充電時間約1時間
センサーと機能
心拍数モニタリング常時心拍数を測定
SpO₂モニタリング血中酸素濃度の測定
睡眠モニタリング睡眠の質を分析
運動モード150以上のスポーツモードに対応
防水性能5ATM(50メートル防水)
接続性
Bluetooth5.1
対応OSAndroid 8.0以上:iOS 12.0以上
その他特徴
重量約15.8g(ストラップ除く)
カラーバリエーションミッドナイトブラック・グレイシャーシルバー・ミスティックローズ・アークティックブルー・タイタングレー
通知機能メッセージ、着信、アラームの通知が可能

パッケージと同梱物

そんなわけで、例によってパッケージからご覧いただきます。

予想していたよりも小さなパッケージは、さすがに小型のスマートバンドといった印象。

ちなみに私が購入したのは国内版のSmartBand9。 ネット上ではグローバル版も出回っていますが、技適への対応や購入後の保証やサポートなどを考えると、やはり国内版を購入するのが安心です。

パッケージと同梱物


同梱物は、充電用のUSBケーブルと説明書… ではなく、注意書きが記載された小冊子のみ。 一応日本語で記載されているページもありますが、上記の通り説明書ではないのでほとんど読む必要はない感じ。

まあ、スマートバンド程度なら簡単に使えるけども、慣れてない人だとちょっと戸惑いますよね。

パッケージと同梱物
パッケージと同梱物

外観

一般的なスマートウォッチと比べるとかなり安価… というか、どうなっとんねんレベルでリーズナブルなSmartBand9ですが、本体の画面には保護フィルムが貼られていたりと、わりとちゃんとしている模様。

こういうところをちゃんとしてくれてたら、ガジェット買って嬉しい!的な感じで、ちょっとテンション上がりますよね。

外観
外観


標準でついてるベルトはシリコン製で、この手のウェアラブルデバイスだと一般的なやつ。

「ちょっとした事で外れやすい」と評判悪めの着脱部も、普通に生活している分には問題ない感じ。 ただ、ベルトの外側でかつ、手首の内側にベルトの着脱部が来るので、力仕事をしている方とかだと、ちょっと引っ掛かっただけですぐに外れちゃったりするとは思う。

なので、そういった方は別途ベルトの購入が必須だと思っておいたほうがよさそうっすな。

外観
外観


標準のベルトのつけ心地は意外に悪くない感じ。ってかめちゃくちゃ軽くて付けていることを忘れてしまうレベル。これこれ、こういうのが良かったんだよ!

本体内側にあるボタンを押し込むことで、ベルトは簡単に外すことができます。 逆につけるときはパチっと押し込むだけのお手軽仕様。っっっm,

外観


こちらスマートバンドの本体部分。

ツルンとしたデザインで、物理ボタンがひとつもついていないのが大きな特徴。 電源ボタンすらないことで少し不安に感じるかもしれませんが、使っていて不自由に感じたことはありません。

外観
外観


背面はセンサー類と、充電用の端子がついています。 センサー部は少し出っ張っていますが、実際につけていてこれが気になるようなことはありません。

他のスマートウォッチ類とおなじく、センサー部は緑色にピカピカと光っているときがありますが、腕と密着しているので眩しく感じるようなこともなし。 たまに赤く光っていることもありますが、違いはわかりません(笑)

外観


専用のマグネット付きの端子で充電します。

こういう専用の充電器ってもしなくしたら… と思うと少し不安な面もあるけど、まあこんなケーブルをなくすことなんてないか。 満充電までにかかる時間は約1時間と爆速。 いや、容量が小さいからってのはわかるだけど、まじでなんでこんなに早いのか不思議になるレベルです。

外観


裏側上部には「Xaomi」のロゴ。 読みにくいの揃いの中華ブランドの中では、このシャオミって名前が読みやすいし、なんかおしゃれで気に入っています。

外観

画面表示

さっそく満充電し、タップすると表示される最初の画面。

当たり前ですが、ちゃんと日本語もあります。

画面表示


言語を選択すると、アプリをダウンロードしてねとQRコードが表示されるので、ここから「 Mi Fitness 」という専用アプリをダウンロードします。

画面表示


Huawei製品のアプリはGoogle Playに登録されていない(App storeもアメリカだからダメなはず)ことで、ここだけ不安要素だったんですが、Xiaomiはちゃんと登録されていてひと安心。

Google Playに登録されているということは、Googleの審査を通過しているというわけで、一定の安全性は担保されるということですからね。(そもそもどうやねんという問題は置いといて)

Mi Fitness (Xiaomi Wear Lite)

Mi Fitness (Xiaomi Wear Lite)

Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ


これが初期のウォッチフェイス画面。

画面が小さい分、もちろん文字も細かくなってしまうわけで、たとえば以下の画面だったら「0Kcal」とか「0Steps」とか表示されてる細かい文字は、老眼が入っている方だと見にくい可能性もあり。

実際私も、明るいところだと問題なく見えるんですが、暗い場所だと細かい文字はちょっと厳しい感じでした。

画面表示


ネットを見てみると「ウォッチフェイスの種類が少ない」なんて意見もあるようですが、外部ストアとかはないものの、けっこう種類は多めだと感じました。 これらはちょっと古い意見なのかも?

画面表示
画面表示

装着感

さて、SmartBand9を実際に腕に装着すると、こんな感じ。

装着感は抜群に良し。 本体重量の軽さもあって、長時間つけていても全然苦になりません。 サイズもほぼブレスレットみたいなもんですよね、これ。

装着感


着信やスマホに送られてくる各種通知も、強弱2段階のバイブで教えてくれるし、Mi Fitnessアプリで、アプリごとの通知のオンオフもできていい感じ!

もちろん、その他の健康管理や運動サポート機能もありますが、通知が知りたい私の使い方としては、もうこの時点で必要な要素を満たしております。

実際に電話がかかってきた時にはこんな感じで画面表示されます。 見ての通り着信拒否はできるものの、スマートバンド本体に通話機能はついていないので、その辺はご注意。

装着感


ただ、シリコンだと長時間つけていると汗とかでかぶれてきちゃう(実際Galaxy Watchのシリコンバンドでめっちゃかぶれました…)ので、さっそく金属製バンドに交換しました。

装着感
装着感
よっしー

SmartBand9交換用ベルトは、前モデル(SmartBand8)と互換性があるのでそっちのものでも使えます!


前述の通りバンド交換は極めて簡単で、マグネットタイプのためシームレスにサイズ調整ができていい感じ。

金属製ってだけあって、シリコンバンドと比べるとちょっと重くなってしまうというデメリットもあるけど、シリコンだとかぶれるのでこれ一択。

装着感
装着感


比較用にGalaxyWatch5 PROの着用画像も見てもらいましょう。

もちろんこっちのほうが多機能だし画面が大きい分見やすいってのはあるけど、なんせデカくて重い。

装着感
装着感

上下の画像で見比べてみると、どっちの着用感が快適なのかは一目瞭然ですよね。

ちなみにGalaxyWatch5 PROは、SmartBand9の10倍以上の価格がしたんですが、こればっかりは高いからいいってわけじゃなかった…

機能性

物理ボタンが搭載されていないSmartBand9は、メインの時計画面から上下左右にスワイプすることで、各種機能にアクセスできます。

たとえば、上から下に向かって画面をスワイプすると通知一覧。 いつもブルブルすると面倒だし、本当に大事な通知を見逃してしまいかねないので、私はSmartBand9に表示させる通知はかなり厳選しています。

機能性


左右にスワイプでウィジェットを表示。

表示させるウィジェットは、Mi Fitnessアプリの「デバイス」→「システム」→「ウィジェット」から自由に編集できます。(ちょっと場所がわかりにくい!)

ちなみに以下の画面にある「DND」ってのが最初はなにかわからなかったんだけど、どうやらスマホのサイレントモード的なやつらしい。

機能性


下にスワイプすると、SmartBand9で使えるアプリ一覧。

ここで一番使うのが「ワークアウト」ですよね。 右の画像がワークアウトアプリを開いた画面なんですけど、あらゆるタイプの運動のジャンルが揃っていて、前に使ったものは上に繰り上がって表示されるのが使いやすい!

機能性
アプリ一覧画面
機能性
ワークアウトアプリの画面

メリット

SmartBand9のメリットは、なんといっても軽い!小さい!これに尽きるでしょう。

小さくてスリムなことで、壁とかににぶつける心配をしなくても良くなったのも地味に嬉しいポイント。

5ATMの防水設計なので、水仕事はもちろん、水泳などのウォータースポーツ中でもつけっぱでいいってのもすごい。

スマホからの通知の受け取りや、健康管理にスポーツ・フィットネス機能と、スマートウォッチに必要な機能はひと通り踏襲されているので、それ以上の高度な機能を必要としない私のような使い方の人にとっては、現時点ではこれ一択なのでは? と思えてしまうほどの完成度です。

そしてこれはXiaomiブランド全体に言えることなんだけど、コスパの良さが異常。 こんな完成度の製品を5千円台で販売されたら日本企業は太刀打ちできませんやん?(汗)

あと、特筆すべきは電池持ちの良さ。

実際に使いながら計測してみたところ、私の使い方だとなんと16日間充電せずに使い続けることができました

GalaxyWatch5 PROは2日弱だったことで、実質上ほぼ毎日充電する必要があったんだけど、SmartBandだと1ヶ月に2回の充電で済むのでストレスフリー。

充電も1時間弱で終わるので、お風呂に入っている間に充電完了してます。

スマホで写真を撮るときにシャッターボタンになったり、スマホで音楽再生する際にコントロールできたりするのも地味に便利。

デメリット

以下はデメリットというか、使えない機能。

ひとつ目は、独立したGPS機能がないということ。 たとえば、ランニングとか散歩で経路のログを取りたい場合はスマホも一緒に持ち歩く必要があります。(取ったログの表示はされる)

ふたつ目は、マイクやスピーカーを搭載していないということ。 スマートバンド本体で通話したり、音楽を再生したりすることはできません。

ラストは、おサイフケータイ機能がついていないこと。 個人的にはけっこうほしい機能なんですが、今のところこの機能がついている ”スマートバンド” は残念ながらありません。

NFCがついているモデルはあるけど、日本国内で使える「FeliCa」がついているのがないんですよね。 FeliCaは使用料がめちゃくちゃ高いとか、きっとそういう大人の事情でしょう。

さらなる高機能を求めると値段もサイズも大きく、重くなってしまうわけで、この辺はトレードオフってことですな。

初期設定方法

ついでに説明書などになんの説明もなかった、専用アプリ「Mi Fitness」の初期設定方法についても解説しておきましょう。

Mi Fitness (Xiaomi Wear Lite)

Mi Fitness (Xiaomi Wear Lite)

Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ

スマホにダウンロードしたMi Fitnessアプリを開くと以下の画面が表示されるので、「開始」をタップ。

使用条件のページでは、「利用規約とプライバシーポリシーを読んで~」のみにチェックでOK。 ユーザーエクスペリエンスプログラムに自分の統計情報が使われてもいいよって人は、両方ともチェックを入れて「同意」をタップ。

初期設定方法
初期設定方法


地域では、日本在住なら「日本」を選択。

次の健康という画面で、右上の「+」アイコンをタップしましょう。

初期設定方法
初期設定方法


「デバイスを追加」という項目が表示されるので、これをタップ。

スマホ、スマートバンド間をBluetoothでデータ転送するけどええか?と訊かれるので、良かったら「同意」をタップ。

初期設定方法
初期設定方法


続いて、アクセス許可が必要ですと出るので、「同意」をタップ。

「Xaomi Smart Band 9」が表示されたら、これをタップ。

初期設定方法
初期設定方法


Xaomiアカウントにサインイン~ と来るので、「サインイン」をタップ → その後の画面でGoogleアカウントでログインするのが簡単でおすすめです。

最後に、同期をオンにしますか? と訊かれるので「OK」をタップしたら、Mi Fitnessでの初期設定は完了です。

初期設定方法
初期設定方法

まとめ:1日中付けっぱ運用するならこれ一択

Xaomi SmartBand9の詳細レビューでした。

SmartBand9を使い始めてから1ヶ月弱ほどが経過した感想は、無理してスマートウォッチ使わずに最初からこっちにしとけば良かった… です。

もちろん、高価なスマートウォッチより使える機能は制限されますが、最低限、通知と健康管理、スポーツ&フィットネス機能が使えれば私はそれで十分。

充電持ちとコスパの良さにいたっては限界を突破しており、私のような使い方を想定している人にとっては、現時点では最良の選択といっても過言ではないレベルの完成度の高さ。

1日中つけっぱで、金属アレルギーでない人は、メタルバンドに交換して使うことでさらに幸せになれます。


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この記事を書いた人

よっしーのアバター よっしー アラフォー専業ブロガー

ガジェットをこよなく愛するアラフォー専業ブロガー。一日一回はキーボードに触らないと指がむずむずしてくる文字打ちたい病。デジモノ&サービスをゆる~くながらも的確に紹介&レビューしていきます。

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