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NIPLUX NOBI FIT レビュー。朝起きると首が痛い私が枕型EMSを試した

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NIPLUX NOBI FIT レビュー。朝起きると首が痛い私が枕型EMSを試した

おっさんは朝、目が覚めた瞬間に首が痛い。

寝違えたとかそういう劇的なやつじゃなくて、なんとなく重くて、動かすと油が足りていないような嫌な感じがする。起きてから1時間くらいはずっとそれを引きずる。気がついたら治ってる。んで、翌朝また同じことを繰り返す。

この話、分かる人にはめちゃくちゃ分かるやつだと思うんですよ。

当ブログでは以前、NIPLUXのEMSヘッドスパをレビューしました。あのときは頭皮の話だったわけですが、今回また同じNIPLUXから声がかかりまして。今度は首と腰です。

電化ねこ

首に敷くマッサージ機って、ようは電気あんまやろ?

うむ。そう思うのも無理はない。私も箱を受け取った時点では「枕みたいな形のやつが、ちょっと振動するんやろうな」くらいに考えてました。

それがですね。いざ乗っかってみたら、想像していたのとだいぶ違ったと、こういうわけですな。

目次

首から腰まで1台。ただし寝間着のままでは使えない

NOBI FITは、NIPLUXが「業界初」とうたっている寝転び型のボディケア機器。EMSと温熱と加圧の3つを同時にやってくれるという、わりと欲張りなやつです。

枕みたいな形をしていて、これに乗っかる

まず形から説明しておきましょう。巻くタイプでも貼るタイプでもなくて、布団やベッドの上に置いて、その上に自分が乗っかる。要するにデカい枕です。

NIPLUX NOBI FITを正面から見た枕型のフォルム、中央が盛り上がった翼のような形状


本体の幅は約397mm。ちょうど肩幅くらいあります。

首に使うときは、こんな感じで首の下に敷いて寝転がる。

NIPLUX NOBI FITを首の下に敷いて仰向けに寝ている様子、中央のパッドが赤く光っている
首の下のNIPLUX NOBI FITに寄った様子、銀色のパッドと赤色LEDが見えている


ちなみにこの写真、人物だけGeminiで差し替えております。いい齢のおやじが寝転がってる絵を見せられても誰得なので、そこは察していただければと。機械のほうは正真正銘の実物です。

肌に直接当てないと、そもそも動かない

ここが買う前のあなたに知っておいてほしいところ。

EMSのパッドを肌に直接当てないと、この機械は動きません。 服の上からは使えない仕様になっていて、説明書にもはっきり書いてある。約2分間お肌を感知できないと、電源が勝手に切れます。

首ならまだいい。襟元からスッと入れればいいだけなので。

問題は腰です。腰モードを使うには、服をめくって腰を出した状態で寝転がる必要があります。 寝る前にパジャマのまま横になればOK、という機械ではないわけですな。ご想像の通り、冬場は、まあまあ寒いが、そこは上から毛布をかぶってカバー!

これは、公式の商品ページを眺めているだけだと気づけない部分だと思うので、先に書いておきますね。

スペック

項目内容
製品名NIPLUX NOBI FIT(ノビフィット)
メーカー日創プラス(NIPLUX)
本体寸法約397×209×67mm
重量本体 約1kg / リモコン 約21g
機能EMS・温熱・加圧
EMSレベル0〜28段階
温熱弱め 38±3℃ / 強め 40±3℃
定格電源DC 5V 2A
電池容量2000mAh
充電時間約4時間30分
連続使用時間約2時間20分
自動停止15分
生産国中国

箱を開けたら思ったより薄いぞ

ここからはいつもの開封の儀。

外箱は真っ黒で、NIPLUXのロゴとNOBI FITの文字だけ。この無駄のない感じ、ヘッドスパのときも同じでした。ブランドとして統一されてるんでしょうな。

開けると、本体が袋に入って横たわっております。

NIPLUX NOBI FITの外箱、黒地に白いNIPLUXロゴとNOBI FITの文字
外箱を開けたところ、NIPLUX NOBI FIT本体が透明な袋に入って緩衝材に収まっている


同梱物は、本体・リモコン・USB充電コード・取扱説明書兼保証書。あとサンクスカードと警告カードも。

NIPLUX NOBI FITの同梱物一式、サンクスカードと警告カードと取扱説明書とリモコンとUSB充電コード


ACアダプターは入っていません。 実はこれが意外と大事なポイントなので後述します。

キーボードと並べてみる

幅397mmと言われてもピンとこないでしょう。手元のコンパクトキーボードと並べてみました。

横幅はコンパクトキーボードとほぼ同じ。厚みは67mmしかないので、写真で見るより薄く感じます。

NIPLUX NOBI FITとコンパクトキーボードを並べてサイズを比較した様子


これはテンキーなしだけど、テンキーありの一般的なキーボードだったらだいたい同じくらいの横幅になるでしょう。思ったよりデカいな、というのが第一印象。でも厚みは67mmしかないので、実物を見ると「わりと薄い」に変わります。

重さは約1kg。持ち上げた瞬間に「お、軽い」とはならないけど、片手で普通に運べる範囲です。(引っ掛ける測りではかったらマジでぴったり1kgでした)

吊り手が付いているのがちょっと嬉しい

本体の端っこに、布のループが付いてます。

このそら豆みたいな持ちにくい形のNOBI FITにとってはこれが意外に重要で、実際これがあるおかげで持ち運びやすーってなります。

ベッド上に常備したNOBI FITを手元に引っ張ってくるときも、これを引っ張って引き寄せるのが定番になるでしょう。

NIPLUX NOBI FIT本体の端に付いた布製の吊り手、NIPLUXのロゴ入り

リモコンは電池式

操作はリモコンでもできます。ボタンは5つ。電源・M(モード)・H(加熱)・+・-。

裏を返すとCR2032のボタン電池が入っております。使う前に絶縁シートを引き抜いておきましょう。

NIPLUX NOBI FITのリモコン表面、H電源Mと+-の5つのボタン
NIPLUX NOBI FITのリモコン裏面、CR2032リチウム電池が見えている


フタはコインで回して開けるタイプのやつですけど、けっこう苦戦させられるのは、この手のデバイスあるある。

首は指圧、腰は揉み込み。同じ機械とは思えない

さて、ここからが本題。

NOBI FITには首モードと腰モードがあって、本体横のスイッチで切り替えます。で、この2つ、同じ機械とは思えない… とまで言うとちょっと大げさだけど、実際けっこう動きが違うのです。

首はぐいーっと上がって、プシューッと抜ける

首モードにすると、真ん中の2つのプレートだけが動きます。

空気が入ってぐいーっと持ち上がってきて、しばらく押し上げたあとにプシューッと抜ける。これの繰り返し。

これは動画で見てもらったほうが完全に早い。

\ 首モード、音声付きだよ!/


体感としては「揉まれている」より「指圧されている」に近いです。グイグイ動き回るんじゃない。同じところをぐーっと押して、離して、また押す。

ただし普通の指圧とは違って、あったかいし電気も流れてます。この組み合わせがなかなかよくて、ちょっと気持ちよすぎるくらい。

腰は左右の大きいプレートが揉み込んでくる

一方、腰モードにすると今度は両サイドの大きいプレートが主役になります。

\ 腰モード、音声付きだよ!/


こっちはしっかり揉み込んでくる感じ。しかもオートモードだと、途中から左右のプレートが交互に盛り上がるという変化までつけてくる。かつ、ときどき真ん中のやつも参加してくる。

首が指圧なら、腰は本格的なマッサージ。同じ機械の中に、性格の違う2台が入ってるようなもんです。

プシューの間隔を測ってみた

さて、この「プシュー」がどのくらいの間隔で来るのか。気になったので測ってみました。スマホのマイクとphyphoxというアプリで、本体の真上10cmから音を拾う形です。

上が首モード、下が腰モード。縦軸は暗騒音との差で、横軸が経過時間。首の尖った山が「プシュー」です。

NIPLUX NOBI FITの首モードと腰モードの動作音を比較したグラフ、首は約11.9秒周期で腰は約20秒周期


首モードは約11.9秒ごと。しかもこの間隔、4周期測って11.85秒・11.97秒・11.87秒・11.88秒。ほぼ狂いがないメトロノーム状態。

腰モードは約20秒周期で、動くのは8秒だけ。 残りの12秒はじっとしてます。グラフの山と谷がはっきり分かれているのが、まさにそれ。

音の大きさ自体は、真横で寝ている人なら気づくかもしれない程度。ベッド一つ分離れていれば、まず起きないくらいの静かさです。

モード3にすると、痛いくらいまで上げられる

腰モードではMボタンで加圧の強さを切り替えられます。オート・モード1・モード2・モード3・加圧オフの5段階。

このうちモード3だけ、リモコンの+と-で手動操作ができるようになってます。

最大まで+を押し込むと、これが痛いくらいにガッチリ挟み込んでくる。説明書には「手動加圧ができます」としか書いてないので、どこまで上がるのかは押してみないと分かりません。腰が強い人向けの隠し球、みたいな位置づけですな。

公称40℃は本当か、サーモで覗いてみた

NOBI FITは温まります。説明書によると、弱めが38±3℃、強めが40±3℃。

ほんまかいな、ということで。サーモカメラで測ってみました。

金属のパッドは赤外線で測れないのでテープを貼って

いきなり横道にそれますが、ここは大事な話。

金属の表面は赤外線をほとんど出さず、代わりに周りの景色を映し込んでしまう。そのためサーモカメラで金属を測ると、実際よりずっと低い温度が表示されてしまいます。

NOBI FITのEMSパッドは金属。なので、そのまま測っても正しい数字は出ない。

対策として、左側の2枚だけに養生テープを貼りました。テープは赤外線をきちんと出すので、これで本当の温度が読める。

左の2枚が養生テープを貼ったほう。右の2枚は金属のまま残して、見比べられるようにしています。

NIPLUX NOBI FITのEMSパッド左2枚に青い養生テープを貼った状態


右の2枚はあえて素のまま。これで「テープあり」と「テープなし」を同じ画面で見比べられるわけです。

弱めで36.5℃、強めで38.7℃

結果がこちら。室温26.5℃の部屋で測っています。

NIPLUX NOBI FITの温熱を弱めと強めで測った温度推移のグラフ、弱めは36.5℃で頭打ち強めは38.7℃


動いているところも置いておきます。左が弱め、右が強め。どちらも電源を入れた瞬間から90秒ぶん。

温熱 弱め。90秒でだいたい36.5℃まで。


温熱 強め。38.7℃まで上がって、まだ少し上を目指している途中。


弱めは約30秒で36.5℃に到達して、そこから横ばい。強めは90秒時点で38.7℃。まだ少し上がり続けてました。

公称が弱め38±3℃(つまり35〜41℃)、強め40±3℃(37〜43℃)なので、どちらも範囲内。 ただし私の計測では下寄りではあります。

おもしろいのは、弱めと強めの差が2.2℃だったこと。公称の差がちょうど2℃なので、設計どおりに作り分けられているということになります。

肝心の体感はどうかというと。

弱めがややぬるめのお風呂、強めが普通〜ちょっと熱めのお風呂。 これがいちばん伝わる言い方だと思います。数字だけ見ると「38℃ってぬるくない?」と感じるかもしれませんが、当ててみると、いやいや全然そんなことはない。

起動するたびに、また低いほうから始まる

ただ、ひとつ面倒なところがありまして。

電源を入れ直すと、温熱はまた低いほうから始まります。 前回強めにしていても覚えてくれない。

これは慣れの問題で、私は逆に利用してます。最初はぬるま湯で体を慣らしておいて、途中でリモコンから高温に上げてやる。この流れが定番になりました。

ちなみに温熱を切り替えると、スピーカーから「コウオン」「テイオン」「オンネツ、オフ」とアナウンスが流れます。画面がない機械なので、これが唯一の確認手段。

ところで、この赤い光は何なんなんだ

真ん中の2つのパッドは、使用中ずっと赤く光っています。

NIPLUX NOBI FITのEMSパッドと赤色LEDの寄り、銀色のパッドの中央に赤いLEDが光る


これ何なんでしょうね。公式サイトを見ても説明書を読んでも触れられていないので、分からないまま使っております。ただ、温熱をオフにすると光も消えるので、あったかい方とセットで動く仕組みではあるみたい。

ヘッドスパのときは赤色LEDがしっかり推されていたので、同じようなものだとは思うんだけど。

EMSは首と腰で別物。首は6、腰は10

EMSの強さは0から28まで。28段階もあると聞くと身構えますが、実際に使う範囲はもっと手前です。

電気風呂に入れない私がレベル1から

白状すると、私は電気が得意なほうじゃない。銭湯の電気風呂、あれ入れないクチです。

説明書にも「初めてご使用になる場合は必ずレベル1からお試しください」とある。なので素直にレベル1からスタート。(というか怖くて上げられない)

最初はこれで十分。むしろ「おお、ちゃんと来てる」と思うくらい。

使っているうちに、首は6、腰は10程度に落ち着いた

ところが繰り返しているうちに慣れてきまして。首は5か6くらいがちょうどいいところに落ち着いた感じですかね。

同じ段階でも、首と腰では感じ方が全然違う。 首のほうが圧倒的に電気を感じやすい。まあ、部位の敏感さを考えれば当たり前の話ではあるんですが。

鈍感な腰のほうは、最初から10くらいでちょうどいい感じ。首の倍近くまで上げないと物足りなくなってきますね。いや~人間の”慣れ”って怖い。

NIPLUX NOBI FIT本体上面のEMSパッド4枚と中央の赤色LED


ちなみにパッドは4枚あるけど、首モードでは真ん中の2枚、腰モードでは外側の2枚だけレベル調整ができる仕組みになってます。

あと、その日の肌の湿り具合でも体感がけっこう変わる。同じレベルに設定していても「今日はちょっと強いな」という日があるということも、あわせてお伝えしておきましょう。

反応しないときは、たいてい髪が挟まってる

首モードを使っていると、ときどき「あれ、EMS来てないんちゃう?」となることがありますが、これってほとんどの場合で襟足あたりの髪の毛がプレートに挟まってるのが原因です。

位置を少しずらすか、髪をしっかりよけてプレートを肌に直接当ててやると、ちゃんと流れ始めます。説明書の「故障かなと思ったら」にも髪の毛の話は出てくるんですが、襟足とまでは書いてない。髪が長い人ほど遭遇しやすいはずなので、覚えておいて損はないと思います。

水で濡らす使い方は怖くて試せない…

説明書には「肌が乾燥していると感じにくいので、水やジェルで保湿してから使う」とあります。オイルは通電しないのでダメ、とも。

でも、私はこれを試してません。

理由は単純で、前にヘッドスパをレビューしたとき、濡れた頭皮でEMSをかけたらめちゃくちゃ痛かったから。あの経験があるので、腰や首で同じことをやる勇気が出ない。

濡らす使い方は、EMSに慣れた上級者向けだと思っておいたほうがいいでしょう。

乗ったら最後、音も光も届かない

ここまで褒めてきましたが、気になるところもあります。しかも全部つながってる話なので、まとめて書きます。

電源はリモコンで入れられない

まず、リモコンの電源ボタンでは電源が入らない。 切るときにしか働きません。

説明書は「本体の電源ボタンを長押しでオンにする」と書きつつ、本体とリモコンの両方の操作イラストを並べているので、リモコンでもいけそうに読めるんですよ。でも実際は入らない。Amazonのレビューにも同じことを書いている人がいたので、仕様で間違いないと思います。

首腰の切替スイッチが乗ると見えない

首モードと腰モードの切り替えは、本体横の小さなスイッチで行います。

NIPLUX NOBI FITの操作部、電源とMと+-ボタン、首腰切替スイッチ、充電口


電源を入れたあとでも切り替えられるのはいいんですが、乗っかった状態だとこのスイッチが見えない位置にある。 しかも小さいので、手探りでの操作はなかなか難しい。リモコンでは切り替えられません。

結局、使う部位を決めてから横になることになります。

音声は頼りになるが、乗ると聞こえなくなる

NOBI FITは電源を入れると「首、モード」「腰、モード」と読み上げてくれます。画面がないので、これが状態を知る手段。残量が減ってきたときも「電池残量不足です。充電してください」と教えてくれる。

これがありがたい。ランプを確認しにいかなくても耳で分かりますから。

ただし乗っかるとスピーカーが布団に押し付けられて、だいぶ聞こえにくくなる。 腰モードに至っては、押し付けすぎるとほとんど聞こえません。体の大きい人なら完全に届かないんじゃないかと思いますね、ええ。

音声はリモコンのMボタン長押しで消せます。でも消すとモードの読み上げが消えて、電源を切るときのシステム音だけが残る。でも有効なのはその回だけで、次に電源を入れるとまた復活。

つまり、乗った状態で「いま何がどうなっているか」を確認する手段が、ことごとく弱い。 LEDは見えない、スイッチも見えない、音は布団に吸われる。ここは設計として惜しいところかな。

リモコンは肘を曲げれば反応する

あと細かい話をもうひとつ。

NOBI FITに乗っかりながら操作すると、腕を自然に伸ばした姿勢になると思うんですが、この体勢だとたまにリモコンの反応が鈍い。

肘を曲げて操作すればすぐ反応してくれるので、そこまで困ることはありませんが、一応念のため。

充電に4時間11分。中では2段階が起きていた

公称の充電時間は約4時間30分。けっこう長い。

では、ほんまに4時間半かかるのか。USB電源テスターを挟んで、残量がゼロになった状態から満充電まで測ってみました。

電化ねこ

2000mAhの電池で4時間半って、なんでそんなにかかるん?

私も同じことを思いまして。測ってみたら、なかなか興味深い結果になりました。

前半は1.09A、後半は0.35A

充電を始めて5分後。5.13V・1.09Aで、電力にすると5.51W。

NIPLUX NOBI FITの充電中のUSB電源テスター、5.13V・1.09A・5.51Wの表示


これを1時間おきに見にいって、まとめたのがこちら。

青が充電電流、赤が積算した電気量。2時間のところで階段のように落ちているのが分かります。

NIPLUX NOBI FITの充電電流と積算電気量の推移グラフ、2時間まで1.09Aでその後0.35Aに落ちる


最初の約2時間は1.09Aで一定。 そこからストンと0.35Aに落ちて、また一定。そして4時間11分でピタッと0Aになって終了。

リチウムイオン電池の充電って、終盤にかけて電流がじわじわ減っていくのが普通。ところがこれは2段階できっちり切り替えてから、最後は緩やかに下がらずに止まる。 ちょっと珍しい制御です。

実測は4時間11分。公称4時間30分より19分早く終わりました。カタログは正確どころか、ちょっと控えめに書いてあるくらい。

ついでに消費電力も実測5.5W。本体ラベルの「約5W(充電時)」とも合ってます。

ACアダプターは別途用意が必要

ここで最初に書いた話に戻りますが、本製品にACアダプターは付属していません。

しかも説明書には「出力5V2A以下のACアダプターから充電してください」「5V2Aを超えると故障の原因になります」と明記されている。さらに「CtoCや出力の高い充電コードでは充電できない場合があります」とも。

つまり手持ちの急速充電器をそのまま挿せばいい、という機械ではない。 私は手元にあった古めのUSB-Aポート付き充電器を使いました。

そんなのないって人は、なんかの電化製品買ったときについてくるショボいアダプターを使うのが無難かと。間違えても最新の急速充電器は使わないようにしましょう。(低速充電モードがついてればいいけどね)

「2000mAh」という表記のこと

満充電までに投入された電気は15.35Whでした。

本体ラベルには「電池容量 2000mAh」とだけ書いてあります。これを一般的な3.7Vの電池1個として計算すると7.4Wh。実際に入った量の半分以下になってしまいます。

NIPLUX NOBI FITの裏面、5つの滑り止めと中央の仕様ラベル

電圧の記載がないので、この2000mAhだけでは実容量が読み取れません。

仕様ラベルの寄り、定格電源DC5V2A・消費電力約5W・電池容量2000mAh


おそらく電池が複数入っている構成なんだと思いますが、ラベルに電圧が書かれていないので、この表記だけでは実際の容量が読み取れない。 誇張しているという話ではなく、単純に情報が足りないという話です。

モバイルバッテリーをいくつかレビューしてきた身としては、ここはもう一声ほしかったところ。

ここだけの話、腰モードを肩に当てると

公式には推奨されていない使い方なので、小声で書きます。

(腰モードにした状態で、無理やり肩のあたりに当てる…)

これ、両脇の大きいプレートがグイグイ揉み込んできて、これがめっちゃ気持ちいい!腰用は首用より周波数が高くて、エアバッグも両側にあるので、首モードとはまったく違う当たり方になるんですな。

ただしメーカーが想定した使い方ではありません。試すなら自己責任でどうぞ。

朝は首、夜は腰に落ち着いた

しばらく使ってみて、だいたいこういうリズムに落ち着きました。

朝起きたら、まず首に乗る

冒頭に書いたとおり、私は朝起きると首が痛いことが多い。起きてから1時間くらいは、ずっとそれを引きずります。たまに調子いい日もあるけど。

なので、起きたらまずこれに首を乗せて指圧してもらうのが日課になりました。

NOBI FITを使い始めてからは、それがラクになった感じ。もちろん痛みが完全に消えるとまではいかないけど、とくに起きた直後のあのいやーな感じが緩和された気がします。

使い始めて数日で「首が柔らかくなった」と言われました。ガチガチに固まってると言われ続けてきた首なので、これはちょっと嬉しい。まあ、本当のところは分かりませんけどね。

寝る前は腰モードでリラックスタイム

夜寝る前は腰モードです。

ただ私、腰痛持ちではないんですよ。なので「ラクになったか」と聞かれると、正直、別にって感じではあります。

それでも気持ち良いのは間違いないし、同時に温めてくれるので、寝る前のリラックスタイムとしては最適。15分で勝手に止まってくれるのも、スッとNOBI FITを抜き取って、そのまま寝落ちできてちょうどいい。

良かったところと、気になったところ

ええやん♡
  • 首は指圧、腰は揉み込みと、1台で性格の違う2つが味わえる
  • 温熱は公称どおり。弱めがぬるめの風呂、強めが普通の風呂くらいの体感
  • 音声で状態を教えてくれるので、ランプを確認しに行かなくていい
  • 充電は公称より19分早い4時間11分。カタログは控えめ
  • 15分で自動停止するので、寝落ちしても大丈夫
なんで?
  • 腰モードは服をめくって肌に直接当てる必要がある
  • 乗るとスピーカーが布団に塞がれて、音声がほとんど聞こえない
  • LEDもスイッチも、乗った状態では使いづらい位置にある
  • リモコンでは電源を入れられない(切るのはできる)
  • ACアダプターが付属しない。しかも5V2A以下という条件つき

1台で2役は思っていたより本当だった

正直なところ、最初は半信半疑でした。首と腰を1台でって、どっちつかずになるんじゃないかと。

でも使ってみたら、首と腰で動き方がまるで違う。首は指圧、腰は揉み込み。測ってみたら動作の周期まで別物で、首は11.9秒、腰は20秒。つまり本当に2台分の仕事をしてるわけですな。

気になるところも書いたとおりいくつかあります。服をめくらないといけないとか、乗ると音が聞こえないとか。どれも「使えない」という話ではないけど、知らずに買うとちょっとモヤッとする類のやつ。

それでも私の朝は、けっこうマシになりました。あの起きた瞬間の嫌な感じが薄れる、そして晩はベッドの上のご褒美タイム。これだけでも十分元が取れるでしょう。

よっしー

朝イチの首がまじでしんどいですよね。同じ人には一度使ってみてほしい。

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