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無線マウスが勝手にスリープモードに入らないようにするための設定方法【エキスパートマウス向け】

無線マウスが勝手にスリープモードに入らないようにするための設定方法【エキスパートマウス向け】

無線マウスってコードが邪魔にならないという利便性がある一方で、製品によっては勝手にスリープモードに入り、そこから復旧するのが面倒だったりしますよね。

たとえば、ケンジントンのエキスパートマウスの場合だと、ボール操作ではスリープから復旧できず、ボタンを操作する必要があり誤クリックが誘発されたり。

エレコムのDEFT PROとか、HUGEとかだと、スリープに入る→復旧のたびに、以下のようなポップアップウィンドウが表示されたり。

なんだこれ、毎回うぜえよ・・・ってなります。

そこで今回は、そんな面倒なことにならないための、マウスが勝手にスリープに入らないための設定方法を、備忘録を兼ねて解説しておこうと思います。

何度も検証してみた結果エレコム製の無線マウス(トラックボール)ではうまくいかなかったため、主にエキスパートマウス向けの設定方法となりますm(__)m

目次

事前準備編:マウスのIDを調べる

さっそく設定・・・といきたいところですが、いかんせん私のPCって接続されているデバイスが多すぎて、いざ設定しようと思っても、どれがどれだかわからない状態なんです。

実際、ここまでたくさんのデバイスが接続されている私のようなケースはあまりないかもいしれませんが、事前準備として、まずは該当するマウスのIDを特定するための作業をやっておきましょう。

STEP
タスクバーのWindowsボタンをクリック → 設定を選択
STEP
デバイスをクリック
STEP
マウスをクリック
STEP
その他のマウス オプションをクリック
STEP
マウスのプロパティが開くので、ハードウェアのタブを開き、該当するデバイスを選択しプロパティをクリック

この時「場所」の項目に表示されているテキストも確認しておきましょう(ここでは、Bluetooth 低エネルギー GATT 対応 HID デバイス)

STEP
プロパティを開いたら詳細タブを開く
STEP
プロパティの中にあるドロップダウンメニューを開き「デバイス インスタンス パス」を選択
STEP
値の中に表示される「VID」と「PID」を覚えておく

この例では、VIDが「02047D」で、PIDが「8019」です。

VIDがベンダーID、PIDがプロダクトIDのことをそれぞれ指し、これらのIDでデバイスを識別できます。

IDを書き留めたら、次はスリープしない設定に取り掛かりましょう。

無線マウスが勝手にスリープしないようにする設定方法

STEP
タスクバーのWINボタンを右クリック → デバイスマネージャーを選択
STEP
ヒューマンインタフェースデバイスをクリックして開く
STEP
該当するデバイスを探す

ヒューマンインタフェースデバイスの中にはたくさんのデバイスがありますが、上でチェックしておいた「Bluetooth 低エネルギー GATT 対応 HID デバイス」というところまでは絞り込めているので、この中から探していきます。

STEP
項目を右クリックしてプロパティを開く → 詳細タブを開きプロパティのドロップダウンメニューをデバイスインスタンスパスにする

上でデバイスIDを確認したのとおなじ手順です。

順番に試行していき、VIDとPIDが一致するデバイスを見つけましょう。

STEP
IDが一致するデバイスを見つけたら電源の管理タブを開いてチェックボックスをオフにする

「電力の節約のために~」のチェックボックスをオフにしたら、下部のOKボタンをクリックします。


お疲れさまでした!

これで該当するマウスが勝手にスリープに入らない設定となりました。

勝手にスリープしないということは、スリープから復旧するときのあの面倒な事象も起こらなくなるということ。

省電力モードをオフにしたので当然、電池の減りは早くなることが予想されますが、これはトレードオフの関係なのでしゃーなし。

トラックボールやマウスのスリープが面倒に感じていた方は、ぜひ一度お試しあれ。


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この記事を書いた人

よっしーのアバター よっしー アラフォー専業ブロガー

ガジェットをこよなく愛するアラフォー専業ブロガー。一日一回はキーボードに触らないと指がむずむずしてくる文字打ちたい病。デジモノ&サービスをゆる~くながらも的確に紹介&レビューしていきます。

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