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無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

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無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

この度、Amazon限定モデルの「Kensington SlimBlade Pro」をGETすることに成功いたしました。

・・・未使用のスリムブレードのストックがあるにもかかわらずッッ・・!!

(ついにレビューしないまま新型が来てしまった…)

ってことで、無線化されたスリムブレードプロの実機レビューとあわせて、せっかくなので旧モデルとの違いについても解説していくことにします。

Kensington SlimBlade Pro

目次

Kensington SlimBlade Proのスペック

ブランド ケンジントン(Kensington)
メーカー アコ・ブランズ・ジャパン(ACCO BRANDS)
品番 K72085JP
接続方式 有線/Bluetooth/2.4GHzワイヤレス(ドングル付属)
製品サイズ 13.3 × 15.3 × 5.6cm
製品重量 285g
連続使用可能時間 4ヶ月

Kensington SlimBlade Pro開封の儀~同梱物

これまではカラーパッケージ付きだったスリムブレードですが、今回は茶色のシンプルな箱のみでの到着。

ひょっとしてAmazon限定の黒玉モデルだったから? わかりませんがこんな感じです。

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

 

フタを開けると中身もシンプルそのもの。

無駄な梱包材などは一切なくダンボールのみの構成。

もちろんこの上からダンボールで梱包された状態で届いています。

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

 

本体以外の同梱物がこちら。

説明書 + 有線接続/充電用のケーブルと、変換用コネクタの3点。

説明書的な書類の枚数がやたら多いですが、カラーのやつ以外は全部英語だし特にどれも必要なさそうな感じでした。

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

 

コードはUSB-A to USB-Cです。

これは初代からそうだったんですが、ちゃんとメッシュコードなのが高級感があって良い。

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

Kensington SlimBlade Pro本体の外観など

さて、こちらがスリムブレードプロの本体です。

これまでの赤玉からはガラッと印象が変わり、本体とほぼ同色の黒玉(っていうかグレー玉だけど)でより精悍になったイメージ。

切れ込みでわかれている上下左右のエリアが4つのボタンとなります。

初代スリムブレードからの変更点
・赤玉から黒玉へ(Amazon限定モデルのみ)
・ボール周りのリングがシルバーからダークメタリックへ
・Kensingtonのロゴがシルバーから黒へと変更
無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?
無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

 

本体中央にどーんと鎮座する黒玉ボールの存在感がすごい。

滑りを良くするためにボナンザ(プラスチックや金属製品の表面保護用スプレー)やシリコンスプレーでコーティングして使う人も多いようです。

実際、最初はいいんですがしばらくすると滑りが悪くなってくるので、私はシリコンスプレーを球に塗って使っています。

なぜならそっちの方が遥かに安いから。

(PCのそばで使うとPCがぶっ壊れるので注意)

ボナンザ(BONANZA)
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KURE(呉工業)
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鼻の脂を塗ってる人もいるらしいが…(それだけは絶対イヤ)

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

 

少し低い目線からも撮ってみました。

ご覧のとおり完全に左右対称な形状なので、キーボードの左側に置いて左手で操作することも可能。

中にはスリムブレードを2つ用意して、キーボードの両脇に置いて作業している猛者もいるのだとか。

背面下部には、有線接続および充電用のUSB-Cの差込口があります。

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?
無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

 

左側面には、無線/有線(電源オフ)/Bluetooth 接続を切り替えるスイッチがあります。

写真では見えにくいですが、スイッチの右側には接続状態を示すLEDのインジケーターがあり、その内訳は以下で解説します。

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?
無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?
赤点滅 バッテリー残量不足
赤点灯 充電中
白点灯 有線接続時
緑点滅 2.4GHz無線接続中
緑点灯 2.4GHz無線接続が完了 ⇒ その後消灯
青点滅 Bluetoothペアリング時
青点灯 Bluetoothペアリング成功 ⇒ その後消灯

 

右側面にはDPIを変更するためのボタンが配置されており、これを押すたびにDPI値が4段階に変更されます(詳細は画像下にあります)

DPI(Dots Per Inch)とは?
DPIはマウスをどれだけ動かすと画面上のマウスポインターがどれだけ動くかを表す数値だ。400DPIなら、マウスを1インチ動かすとマウスポインターは400ドット分動く。数値が大きいとそれだけマウスポインターが大きく動くため、少ない動きで素早い操作ができる。

参照:株式会社アスク

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?
無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?
DPI値の詳細(数値が大きいほどポインターが早く動く)
青LED1回点滅 400dpi
青LED2回点滅 800dpi
青LED3回点滅 1200dpi
青LED4回点滅 1600dpi

 

ボールは単に穴にハマっているだけなので、裏の穴から少し押し上げてあげるだけで簡単に取り出せます。(つまんで上から引っ張りあげることも可能)

中には光学式のデュアルセンサーが内蔵されているのが特徴。

左のセンサーは水平方向上のセンサーは垂直方向とそれぞれ動作を検出する仕組みになっています。

しばらく使っているとこのセンサー部に手垢やホコリなどが詰まるので、ポインターの動きが悪くなったと思ったらティッシュや綿棒などで掃除をしてあげましょう。

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?
無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

 

直径55mmのボールは、数あるトラックボールの中でも最大クラス。

ボール単体で見てもめちゃめちゃ美しい。・・・ガンツっすか?

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

Kensington SlimBlade Proのクリック音とスクロール音確認用動画

スリムブレードといえば、やはり何と言っても「ボールでスクロールした時の気持ちよさ」でしょう。

メタリックなリングに指をそえて水平方向にボールを回転させることで、ブラウザなどをスクロールするマウスホイールとおなじ役目を果たしてくれます。

こればかりは言葉では伝えきれないので、ボタンのクリック音とあわせて動画にしてみたので確認してみてください。

初代スリムブレードからの変更点は?
ボール・各ボタン共に変更点はありません。(クリック音もそのまま)

ボタンを押すと「カチッカチッ」と大きめのクリック音がするので、これは好みがわかれるところでしょう。

個人的にはもう少し静かな方が嬉しいです。

専用ソフトKensingtonWorksでスリムブレードを制御

スリムブレードはPCと接続するだけですぐに使えるようになりますが、「Kensington Works」という専用ソフトを使うことでさらに細かい設定をすることが可能になります。

KensingtonWorksダウンロードページ

 

右側メニューから、ボタン・ポインター・スクロールを選んでそれぞれチューニング可能。

ボタンでは4つのボタンに好きな機能を設定できるほか、2ボタン同時押しにも機能を設定可能。

計8つの機能を設定することができますが。上側の2つ、特に右手の親指側にくる左上のボタンはなかなか押しづらいです。

専用ソフトKensingtonWorksでスリムブレードを制御

 

ポインターは「速度」と「加速」をそれぞれ細かく設定可能。

下段の「カスタム速度」では、任意の修飾キーを押しながら操作した時のポインター速度も設定できます。

専用ソフトKensingtonWorksでスリムブレードを制御

 

「動作」タブでは、水平または垂直に固定した「短軸移動」操作も設定できる。

私の環境ではあまり使い道が思い浮かばないけど、Photoshopで真っ直ぐな線をひきたいときには便利かも!?

専用ソフトKensingtonWorksでスリムブレードを制御

 

スクロールの項目では、ボールを回転させたときのスクロールスピードと方向を設定します。

惰性スクロールをオンにすると、勢いよくボールを回転させたときにスクロール幅が大きくなります。

専用ソフトKensingtonWorksでスリムブレードを制御

 

また、使用しているアプリごとにプリセットのオートスイッチも可能になりました

さすがにアプリごとのスクロール速度まではこだわらないけど、アプリによってボタンのプリセットが変更できるのは便利かも。

専用ソフトKensingtonWorksでスリムブレードを制御

Kensington SlimBlade Proの素晴らしい点

大玉トラックボールの操作感がとにかく気持ちいい

スリムブレードを使うメリットはなんといっても、この大玉トラックボールによる良好な操作感に尽きるでしょう。

人差し指と中指で操作するデザインなので親指タイプよりも緻密な操作が可能

そしてボールを使ったスクロールの気持ち良いこと!

マウスポインターを動かしつつ、即座にカリカリッと画面をスクロールさせる快感は一度使えばやみつきになってしまうことでしょう。

実はマウスよりも場所をとらない

トラックボールマウスの中でも最大クラスのサイズ感のスリムブレードですが、マウスと違ってその場から動かすことがないので、実はマウスよりも省スペース化できるというのも特徴です。

見た目がとにかくカッコイイ

これはまあ好みにもよるところではありますが、個人的にはスリムブレードの見た目はめちゃめちゃカッコイイなと思っています。

他では見ることの少ない左右対称なデザイン、そして光輝く大玉トラックボールはそこにあるだけでテンションが上がる(笑)

耐久性が高い本体

そしてこのスリムブレードくんは耐久性も高いんです。

何を隠そう、私が前に使っていたスリムブレードは5年以上に渡ってなんの不具合もなく動作し続けてくれましたからね。

その初代は今では他の人の手に渡ってしまいましたが、結局最後まで壊れることはありませんでした。

恐るべしスリムブレードの耐久性!

Kensington SlimBlade Proのイマイチな点

慣れるまで時間がかかる(人もいる)

私はもともと相性が良かったのか、普通のマウスからサクッとトラックボールに移行することに成功した派ですが、人によっては慣れるまでそれなりに時間を要する場合もあるらしい。

トラックボール未経験の人は、一度リアル店舗で使用感をチェックしてみるといいかもしれません。

左上のボタンが押しにくい

左右対称のボディに4つのボタンが配置されたスリムブレードですが、左上のボタンがとにかく押しにくい。

親指で押すには遠すぎるし、人差し指だとボールを跨ぐ形で操作することになるんですね。

まじで「これどうやって使いこなすんだ?」っていう状態で、私はほとんど使っていません。

せっかくそこにボタンがあるから使いこなしたいんですけどね。うーん、わからん。

マウスほど細かい操作はできない

親指タイプよりは細かい操作が可能な人差し指トラックボールですが、それでもマウスほど細かい操作をすることはできません。

ブラウジングや動画視聴、事務作業をする程度なら問題なく使えますが、例えばPCで絵を描いたりゲームをする人には向いてないので、そっち系をメインで考えている人は注意してください。

Kensington SlimBladeの口コミ・評判

スリムブレードプロの方は、まだまだ口コミ数も少ないので、無線化した以外はほぼ性能も変わらない前モデルのものを中心に置いておきます。

Kensington SlimBlade Proの評価

【機能性】
大玉トラックボールの操作感は抜群によく、水平回転によるスクロールはもうずーっと回していたくなるレベル。

一方で、上側にある2つのボタンはけっして押しやすいとは言えず、惜しい感じがある。

【コスパ】
トラックボールマウスの中では高価な部類だが、5年以上に渡って不具合もなく使ってこれたことを考えると良好だと言える。

使い勝手の良い専用ソフトが付いてくるのも◎

【デザイン】
たとは一線を画す特別感のある左右対称のデザイン。

見た目はめちゃカッコイイけど、実用性の面では若干のマイナスもあり。

【楽しさ】
ボールを水平回転させるスクロールがとにかく楽しい!

【総合】
発売当初からその形状を変えることなく売れ続けているロングセーラー商品。

トラックボールマウスとしての完成度は高く、私のようにハマる人はずーっと使い続けることになるでしょう。

その一方でこれがハマらない人もいるというのもまた事実。自身の用途をよく考えて購入するようにしましょう。

機能性 4.5
コスパ 4
デザイン 4.5
楽しさ 4.5
総合 4.5

\ 無線Proバージョン /

 

\ 赤玉有線通常バージョン /

まとめ:作業内容を選ばないオールマイティーなトラックボール、それがスリムブレード

最初にスリムブレードを使い始めてからかれこれ7,8年、いやもっとかな?ってくらい使い続けています。

合間に別のトラックボールも使ったりしていて、いい線いってるやつはあるものの、いまだにこれを超える完成度のトラックボールに出会っていないというもの事実です。

トラックボール全体に言えることでゲームだとちょっと厳しそうという特性はありながらも、一般的なPC作業ではオールマイティーにその実力を発揮できるのがスリムブレードの特徴です。

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編集後記

スリムブレードのボールは55mmなので、57mmのビリヤードの球は入りませんのでアシカラズ。

ビリヤード球が入るのはTurboMouseです。

詳しくは、ojiojiさんのブログ記事にてどうぞ!

トラックボールの勧め、KaensintonSlimBladeTrackball届いた

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この記事を書いた人

よっしーのアバター よっしー アラフォー専業ブロガー

ガジェットをこよなく愛するアラフォー専業ブロガー。一日一回はキーボードに触らないと指がむずむずしてくる文字打ちたい病。デジモノ&サービスをゆる~くながらも的確に紹介&レビューしていきます。

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