VR空間を他の人と共有し、まるで現実のコワーキングスペースのような使い方ができるImmersed。
MetaQuest3がリリースされた現在、余裕で仕事に使えるほどの実用度となっている一方で、時々、不具合的な症状が発生するのが玉にキズだったりします。
実際、私も週3日以上は確実に使用している便利アプリなんですが、スクリーン(VR空間の中のPCモニター)の数が増やせない、逆にスクリーンの数が減らせないなんて状況に直面することがあります。
めっちゃ便利なアプリなだけに、そういった不具合に遭遇すると・・・ほんまになんでやねん… とがっかりした気持ちになるとともに、ネットで検索してもImmersedの有用な情報ってほとんど出てこないんですよね。
日本ではそこまで普及してないってことと、きっと最初はすげえ!って言ってたみなさんも、実はその後あんまり使ってなかったりするのかもしれませんな。
そういった不具合に遭遇した時は、ImmersedのDiscordで訊いてみたら、すぐに対応してくれるんだけど、なんかある度に毎回Discordで質問するのはちょっとおっくうだし、面倒。
ってな感じの、面倒くさがり屋なあなたのために、解決策をここで共有しておこうと思います。
スクリーンの数が増やせない状況について
で、実際にImmersedでスクリーンの数が増やせないのは、どういう状況だったかというと以下のスクショ。
通常、画面上部に表示されるバーの右端にある「 + 」ボタンをクリックすることで簡単にスクリーンの数が増やせるはずなんですけど、「 KEY_POPUP_ADD_SCREEN_CTA 」っていうポップアップが表示されて、1枚以上増やせなくなっちゃうんです。
これまでだったら、このポップアップを消したところで、PCから「ポンポロリン♪」っていう音が鳴って、スクリーンが増えていたんです。
でも調子が悪くなってからというもの、これを消そうが消すまいが、ウンともスンとも言わなくちゃったってわけ。
これってけっこうおま環のような気もするんですが、あたたの場合はどうでしょう?
スクリーンが増やせなくなる:1回目
はじめてそうなったのが、この記事執筆時点より3ヶ月くらい前だったかなあ?
重い腰を上げDiscordで症状を訴えてみたところ、よっしゃわかったと即日対応!
Immersedエージェントアプリのアップデートで、見事に改善されるという超気持ちいい対応をしていただいたわけなんですが・・・
スクリーンが増やせなくなる:2回目
そこから、2ヶ月ほどしてまた同様の症状が再発。
ここだけの話しですけど私、Immersedの中では4Kサイズのモニター1枚だけしか使ってないんで、本当はマルチモニターじゃなくても困りはしないんです。 でもほんとは使えるものが使えないってなると、なんか気持ち悪いじゃないですか。
勝手に直らないかなー って感じで、1ヶ月くらいは放置してたんですけど、改善される気配はなし。
ということで、またまたDiscordで訴えてみたんです。 そしたらまた対応が早いのなんの。
とはいえ、今回はエージェントアプリをすぐにアップデートとはいかなかったようで、以下のような解決策を提示していただけました。
エージェントの最新バージョン (13.4) では、最新の C++ 再頒布可能パッケージを別途インストールする必要があります。
これは近日中にインストーラーに追加される予定ですが、今のところは別途インストールしてから、エージェントを再度インストール/実行してみてください。
なんと現時点で最新バージョンとなる「 13.4 」では、C++ 再頒布可能パッケージの最新版が必須になるとのこと。
そうだったのか!!
ということで、以下のマイクロソフトの公式ページからダウンロードしちゃってください。
大体の場合、64ビットのOSでしょうから「 X64 」の方をダウンロードするようにしましょう。 もし32ビットの場合は、ひとつ上の「 X86 」をダウンロード&インストールします。
インストール後はPCの再起動を促されるので、それに従って再起動しちゃいましょう。
結果:見事に改善されました
再起動後、Immersedエージェントアプリを起動し、MetaQuestのImmersedアプリを立ち上げてみる。
ドキドキしながらモニター上の + ボタンをクリックしてみると・・・ああ、またこの表示が出るやん・・・
しかし、右の「 KEY_POPUP_CONFIRM_CL 」というボタンをクリックしてみると。
・・・・ポンポロポン♪
ふ、増えたああーー!!! やった、やったぞ! これで元通りのImmersedに戻った!!
・・・上でもお伝えした通り、普段はモニター1枚だけしか使ってないんですけどね…(笑)
まあこんな感じで、無事解決したよー!ってお話でした。
おなじ症状で困っているあなたの助けになれば幸いです。
また、おなじような症状に遭遇したときは、このページの下に追記していこうと思います。
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