MENU
カテゴリー

ボナンザでトラックボールの動きは本当に良くなるのか検証してみた!シリコンスプレーとの比較も

当ページのリンクにはPRが含まれています。
ボナンザでトラックボールの動きは本当に良くなるのか検証してみた!シリコンスプレーとの比較も

「トラックボールの動きを滑らかにするにはボナンザが一番良いらしい」

トラックボール使いの人なら、きっと1度はこう聞いたことがあるのではないでしょうか?

もちろん、トラックボールマニアの端くれである私もその一人でした。

「シリコンスプレーの方が安いしそれでいいや」なんて思ってたんですが、そろそろ試してみようかなってことで、微ブログで記事化することにしました。

  • 何も付けない素の状態
  • シリコンスプレーでコーティング
  • ボナンザでコーティング

と、それぞれの状態でトラックボールの使い心地をチェックしてみたので参考にしてください。

目次

何も付けない素の状態

今回、検証に協力してもらったのは、名機と名高いロジクールの「トラックマン マーブル」です。

左右対称形で、右手でも左手でも使えるのが特徴の人差し指トラックボール。

かなり昔に(たぶん)2年ほど使っていたやつで、その後は納戸に眠っていたのを引っ張り出してきました。

すでに生産中止となっており、「トラックボール界の生きた化石」なんて呼ばれておりますが・・・うーむ、そう言われるとこれが三葉虫に見えてきたぞ…

現時点だと、ギリ新品も販売されているようだけど、プレミア価格でめちゃくちゃ高くなってる(汗)

 

さて… こちらが我が家のマーブルくん。

意外に綺麗な状態で生き残ってくれております。

昔はボールに何か塗ってたんだろうけど、長期間の休眠ですっかり油っ気はなくなっており、完全に素の状態だといっても良いでしょう。

 

さっそくPCに接続し、操球をしてみた感想は・・・

「ゴリゴリ」「ゴロゴロ」とかなり滑りが悪い感じ。

しっかりとボールを転がしてるという感触は悪くはないですが、あまりにも滑りが悪すぎて、勢いよく操球すると本体からボールが飛び出しそうになってしまいます。

このまま使い続けると、ちょっとストレスを感じてしまうでしょうね。

シリコンスプレーを塗布してみる

素の状態が確認できたところで、ボールにシリコンスプレーを塗布して試してみましょう。

シリコンスプレーはすでに自宅にあったやつを使います。

こういうのは使用前に説明書きを読むのが重要。

どれどれ・・・

シリコン ルブ スプレーは、シリコーン被膜により金属はもちろんゴム、プラスチック、木、紙などの滑走を良くします。また、耐熱性にも優れており離型、ツヤ出し、防水にも効果を発揮します。無溶剤タイプのためさまざまな素材に使用できます。

なるほど。

トラックボールに使うにまさにぴったりといった感じだ。

 

ってことでさっそく塗ってみた。

しっとりと濡れたような怪しい輝くを放つようになった、トラックマンマーブルくん。

ずっと放置してたからって、そんな潤んだ瞳で私を見つめないでくれ()

 

外したボールを本体に収める時点で、するっとスムーズに入るようになり期待大。

で、操作してみた印象は・・・

うん、さっとは全然違うぞ。

素の状態で感じられた「ガリガリ」「ゴロゴロ」という不快な感触は一切なくなり、するするとめちゃくちゃスムーズに動くようになりました。

こりゃキモチエー!!!

シリコンでコーティングされたせいで、表面はうっすーいゴムの被膜がついているかのような触感。

素早く操球すると、小さく「シャー」という音がするものの、普通に操作する程度ならまったく気にならないレベル。

本体からボールが飛び出しそうになる、じゃじゃ馬現象もなくなりました。

いつも何気に使ってたシリコンスプレーだけど、こんなに変わるもんなのね(感動)

ボナンザでコーティングしてみる

さてここからが、いよいよ本題だといってもいいでしょう。

先ほど塗布したシリコンスプレーを一旦、ブレーキクリーナーで落とし、ボナンザでコーティングして使ってみましょう。

 

ちなみにこのボナンザ、液体タイプとスプレータイプがありますが、今回私が使ったのはこちらの液体タイプ。

 

フタを開けると、粘度が高めの乳白色のクリーム状の液体が入っております。

 

おっと、そうだそうだ。

使う前に説明書きを読んでおかないと。

【効果】
・処理表面がツルツルになりスベリ効果抜群
・撥水効果(水を弾く)抜群
・油汚れや悪臭の付着を防止する
・傷がつきにくい

ふむふむ、シリコンスプレーと大体おなじような効果が書かれているようですな。

 

使い方は、布やスポンジで薄く延ばして、表面が乾ききらないうちに綺麗な布でカラ拭きすればいいそうです。

車のワックス掛けとおなじ要領ってことですな。

 

そんなわけで一旦油分をゼロにしたボールに初ボナンザ、塗ってきました。

見た目はシリコンスプレーほどぬらっとしたツヤはないものの、より深みをましたような輝き(ほんまか?)

 

しかし、大事なのは外見よりも中身。

実際に触ってみると… ふむ。

シリコンスプレーのときよりもスルスル感は弱まり、ボール自体の重量を感じる操球感。

早く動かしたときの「シャー」という音は、シリコンスプレーのときよりも若干小さくなりましたね。

 

あと、ボールを触ったときのベタつき… とまではいかないけど、”コーティングされてる感” もボナンザの方が少なくて良い感じ。

これはいいわ。

結果発表!!

自称トラックボールマニアの私が、コーティング剤を検証してみたわけなんですが、、

厳正なる審査の結果、僅差でボナンザの勝利となりました。

ボナンザ勝利の理由は、コーティング後のボールに触れたときの感触が、シリコンスプレーのほうは若干油っぽかったのに対して、ボナンザはより自然な感じだったというのが大きかったですね。

あと、操球時の音が少しだけボナンザの方が小さかった。

ただ、シリコンスプレーの方もけっして悪かったというわけではないので、自宅にシリコンスプレーしかないという人は、当面はそっちでまかなっていくのも良いと思います。

いつも何気にやっていたボールのコーティングですが、素の状態と使い比べてみるとこんなに違うもんだったのかと驚き!

 

あわせて読みたい記事用アイコンあわせて読みたい記事

無線化した大玉トラックボール「Kensington SlimBlade Pro」実機レビュー!無印からの変更点は?

Kensington Pro Fit Ergo Verticalレビュー!自然な角度でキープし手首が痛くならないトラックボールマウス

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

よっしーのアバター よっしー アラフォー専業ブロガー

ガジェットをこよなく愛するアラフォー専業ブロガー。一日一回はキーボードに触らないと指がむずむずしてくる文字打ちたい病。デジモノ&サービスをゆる~くながらも的確に紹介&レビューしていきます。

コメント

コメントする

目次