これまで当ブログでは、EarFunのイヤホンを5本レビューしてきました。ClipとClip 2、Air Pro 4iと4+、OpenJump。気づけばすっかりEarFunのお得意さんです。
ところが、ヘッドホンは今回が初めて。

やってきたのは、EarFun Wave Pro X。日本では2026年10月13日に発売された、EarFunのイヤホン・ヘッドホンでいちばん高いモデルです。とはいえ価格は16,990円(税込)。
このヘッドホン、最初に姿を見せたのは2025年9月のIFA。そこから2026年1月のCESで改良版が発表され、海外発売が9月、日本発売が10月。初公開から数えると、日本に届くまで1年以上かかっています。
電化ねこ1年も待たされたら、もうハードル上がりまくりやん
届いてから毎日、PC作業のあいだずーっと着けっぱなしで使ってきました。着け心地・電池の持ち・スマホとPCの切り替え・通話・ノイキャン。どれをとっても困るところがない。一日中つけっぱなしで使う人にこそ勧めたい、万能型のヘッドホンでした。仕事だけでなく、音声チャットをしながらゲームをする人にも合うはずです。
そのうえで、この性能で16,990円。待たされたぶんのハードルは、しっかり越えてきております。合わない人の条件も先に書いておくので、PC作業用のワイヤレスヘッドホンを探している人は、判断の材料にしてくださいな。


Wave Pro Xが合う人と合わない人
- PC作業のあいだ、ヘッドホンを何時間も着けっぱなしでいたい人
- スマホとPCの2台につないで、着信や音楽を行き来したい人
- Web会議や通話で、相手にはっきり声を届けたい人
- 音声チャットをつなぎながらゲームをする人(アプリに低遅延のゲームモードあり)
- 充電の回数を減らしたい人(ノイキャンON、9時間半つけっぱで充電が5%しか減ってない!)
- 2万円も出さずに、ノイキャンも音もそろったヘッドホンが欲しい人
- 外したら音楽が止まってほしい人(着脱検知がない)
- 充電しながらBluetoothで聴きたい人(充電ケーブルを挿すと電源が切れる)
- 空間オーディオを使いたい人
- 雨の中で使う人(防水の等級がない)
スペックと価格。この内容で16,990円
公式サイトと説明書の値をまとめるとこうなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | EarFun Wave Pro X |
| 型番 | HP1000 |
| 価格 | 16,990円(税込) |
| 発売日 | 2026年10月13日(日本) |
| 色 | ブラック |
| ドライバー | 40mm DLC複合振動板+10mm LCP振動板の同軸デュアル |
| チップ | Qualcomm QCC3095(Snapdragon Sound認証) |
| Bluetooth | 6.0 |
| コーデック | LDAC、aptX Lossless、aptX Adaptive、aptX HD、aptX、LC3、SBC |
| ノイキャン | アダプティブ・ハイブリッドANC |
| マイク | 合計8つ(ノイキャンと通話に使う) |
| マルチポイント | 2台 |
| 有線 | USB-C(USB Audio。電源オフでも鳴る)と3.5mm(電源オンのときだけ) |
| 電池 | 800mAh。ANCオフで最大90時間、オンで最大50時間 |
| 充電 | 5V・1A、約2時間。15分で約10時間ぶん |
| 重さ | 約259g(実測260.5g) |
| 防水 | なし |
| 付属品 | キャリングケース、USB-A to Cケーブル、3.5mmケーブル、取扱説明書 |
| 保証 | 18か月(製品登録で24か月) |
米国での価格は129.99ドル。海外発売日(2026年9月3日)の為替で換算すると約20,200円(税抜)です。日本の16,990円は税抜にすると15,445円なので、日本のほうが約4,750円安い計算になる。(海外発売日のレート)
この記事で書いていく着け心地・ノイキャン・切り替え・通話・電池が全部そろって、この値段。ぶっちゃけ、コスパの良さは相当なものと思います。
開封と外観。1万円台に見えない質感
箱を開けると、まず出てくるのがキャリングケース。ヘッドホンもケーブルも、この中に収まっています。




付属のUSBケーブルはUSB-A to C。両端USB-Cのケーブルが欲しい人は、手持ちのものを使いましょう。3.5mmケーブルの長さは約125cmでした。
アルミの同心円は所有感を満たす美しさ
カップの外側には、航空機用アルミ合金に同心円の筋を入れた加工。公式の呼び方はCDパターン。たしかに!


航空機グレードのアルミ同心円はガジェット好きの所有感を満たしてくれる美しさ。これを見ていると昔学校で使わせられた旋盤を思い出しますねえ。(工業校出身の人ならわかりますよね?)
イヤーカップを内側に折り曲げる時のヒンジの動作も滑らか。きしみなどもなく、コクっと優しい感触とともに折れ曲がってくれます。イヤーカップの長さを調節するパーツは、コリコリコリッって感じのノッチ感のあるタイプ。
ヘッドバンドの表面側は、ちょっとめずらしいヘアバンドのようなデザインと質感になっています。表面はサラサラとした触り心地で気持ちいいけど、ここは好みがわかれそうなポイント。


全体的に表面がマットな加工であることで、指紋や皮脂は比較的目立ちにくいタイプ。とくにヘッドバンドの外側は先ほどもお伝えしたようにヘアバンドっぽい素材が使われているので、指紋を気にする必要は一切なし。へえ、こんなメリットもあるもんなのね。
ボタンは右カップに4つ
右のカップに電源・音量の+と−・ノイキャンの切り替えの4つのボタンと、3.5mmの差し込み口。左のカップにUSB-Cの差し込み口とランプ。




重さはキッチンスケールで260.5g。公称の約259gとほぼ同じです。


たたむのは一瞬。ケースには平らにして入れる
ヒンジをコクっと曲げるだけなので、たたむ動作は極めてスムーズ。持ち歩く機会が多い人には嬉しいポイント。


一方で、おむすびみたいな形状のケースに収納するときは、イヤーカップを折りたたむことなくそのまま入れます。カップを90度回転させて収納させる都合上、表面積が広がる代わりに平たく収納できるのでバッグやリュックに入れての持ち運びもしやすそう。




ケース収納時にはスライダーを縮める必要があるので、装着時はまた伸ばす必要があります。頭から外してそのまま収納できるけど、イヤーカップの回転の向きの都合上、左右のイヤーカップを逆向きに収納することになります。ケーブルはケース中央の仕切りのところに一緒に入りますよっと。
Boseと並べるとややゴツめ
手持ちのBose QuietComfort Ultra Headphonesと並べてみました。左がBose、右がWave Pro X。


シンプルなBOSE QC Ultraに対して、アルミボディが目を引くWave Pro X。ボディもWave Pro Xのほうがややゴツめな印象がありますな。
実際、イヤーカップの耳が入る空間もWave Pro Xのほうが、だいぶ余裕があります。


一日中つけっぱなしでも痛くならない
着けるとこんな感じ。おっと、私の写真をそのまま載せるのは気が引けるので、不本意ながらいつものAIイケオジに入れ替わってもらいましょう。(実際に私が装着した写真から人物だけを入れ替えてます)


イヤーカップは耳がすっぽりと収まる形で、側圧は頭が少し大きめの私だと、普通~ほんの少しだけ強め寄りな印象。
しかし、側圧はそこまで強くないので、ブルーライトカットメガネの上から数時間装着しっぱなしでも、こめかみが痛くなることはありませんでした。もっと具体的に言うと、3時間くらいでほんのりこめかみの締めつけ感が出てくる感じ。
たぶんだけど、イヤーカップの大きさに余裕があることで、イヤーカップの硬い部分に押さえつけられることがないからなのかと思われます。なので、頭が小さい人は少し大きめに感じるかもしれませんね。
BOSE QC Ultra はメガネを付けていると、わりと早めにこめかみや耳の辺りが痛くなっていたので、明らかにこっちの方が付け心地が良いと言えます。もちろん、個人の頭の形によるんでしょうけど。
1時間着けたあとの蒸れ具合
長く着けると気になるのが蒸れ。1時間着けて外した直後のイヤーパッドをサーモカメラで撮りました。部屋の温度は25.8℃。




いちばん温度が高かったのは、肌に当たるパッドの輪の部分で34.0℃。耳が入る内側の空間は、それより低い色をしています。ヘッドバンドは、パッドより低い温度の色でした。
カップの中に余裕があるおかげもあるのか、耳がすっぽり収まるタイプにしては蒸れにくいように感じるのは、今がちょうど過ごしやすい気候ってだけかもしれませんが(秋口)。
眼鏡だとノイキャンは少し弱まる
眼鏡をかけたままだと低音の鳴りやノイキャンの効き目が弱まるという意見が某レビューにあったけど、低音は大音量にして気をつけて聴き比べて気付けるかレベル。ノイキャンは確かに弱まっているのを感じたが、メガネのつるで隙間ができるわけだから、まあこれは当然っちゃ当然でしょう。
ノイキャンは換気扇の弱ならスッと消える
そしてノイズキャンセリングがこれまた優秀。
エアコンや換気扇の弱程度なら、目の前に立っても完全シャットアウト。換気扇は強にするとさすがにサーッという音が聞こえるが、中なら言われないと気付かない程度にキャンセルできています。


ノイキャン特有のサーッという音については、最初のころは多少聞こえていたような気がするけど、数日経った今はまったく聞こえなくなった。これは慣れなのか?
外音取り込み(アンビエントモード)なら着けたまま話せる
アンビエントモードでは、ヘッドホンを付けていない自然な感じで普通に会話できます。ただ、静かになるとサーッという音が聞こえるのはどの機種も一緒ですな。
作業中に声をかけられても、外音取り込みに切り替えれば外さずに返事ができる。着けっぱなしで使うなら、これはありがたいところです。
スマホとPCの切り替えと通話は特にすごい
この記事でいちばん推したいのがここ。特筆すべきは2台接続時のBluetooth切り替えの安定性と、通話性能。
2台のあいだを勝手に行き来してくれる
Bluetooth2台接続時の切り替えもごくスムーズで、PCで動画を止めて、スマホで音楽を流すと、すぐにスマホに移って音楽が流れ始める。ときにはどっちで再生しているのかわからなくなり混乱してしまうレベル。
たとえば、PCで音楽を聴きながら作業していて、スマホに着信があるとヘッドホンのボタンでそのまま応答。電話を切ったらPCの音楽がシームレスに鳴り始める、といった感じでめちゃくちゃスムーズに切り替わってくれる。



電話のたびにヘッドホン外して、スマホに付け替えてたわ…
2台につなぐには、アプリの「デュアルデバイス接続」をオンにします。アプリには「デュアルデバイス接続とLDACを同時に有効にしないでください」という注意も出る。メーカーとしては勧めていない使い方です。


その使い方は非推奨とされているけど、GalaxyとWindows間のBluetooth接続で実はわりと問題なく使える。2台つないだまま見ても、Galaxyの表示はLDAC・96kHz・32ビットのままでした。


通話の相手に「いつもより近くにいる」と言われた
電話・LINE通話・ZOOMやDiscordでのWeb会議など。いつも私はオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンで通話しているんだけども、Wave Pro X に変えてみると、相手は「いつもより近くにいるようではっきり聞こえる」と言っていてかなりクリアに聞こえているようだった。
こちらの聞こえ方も良好で、私が使ってきたイヤホン・ヘッドホンの中でも通話性能は抜群に良いです。
マイクは本体に合計8つ。公式はノイキャンと通話の両方に使うと書いている。Web会議が多い人なら、ここだけで選ぶ理由になりそうです。
音声チャットしながらのゲームにも
2台の切り替えと通話のよさは、仕事だけの話じゃない。DiscordなどでボイスチャットをつなぎながらPCやスマホでゲームをする人にも、同じように当てはまります。
アプリには、音の遅れを小さくするゲームモードもある。オンにするのはアプリのスイッチ1つです。(遅れを何ミリ秒まで縮めるかは、公式に数字がありませんでした)
とはいえ、私は遅延を気にするFPSのようなゲームでは試していないので、ゲームモードでどこまで違うかは分からない。ボイスチャットと切り替えの快適さまでが、私の確かめた範囲です。


家の中なら途切れない
某AmazonのレビューではLDACの安定性について、990kbpsでも安定しているという声と、途切れて使えないという声で意見が割れていました。
LDACの再生音質をいちばん高い990kbpsに固定して試したところ、同じ部屋でも隣の部屋でも途切れなし。外に持ち歩くと当然途切れますが、それは990kbpsかどうかに関係なく途切れるもの、というのが私の感覚です。
電池は充電を忘れるほど持つ
ノイキャンをほぼ入れっぱなしで、9時間半ぶっ通しで着けてみたところ、満充電から95%までしか減っていませんでした。恐ろしい充電持ち!
公称の電池の持ちは、ノイキャンオンで最大50時間、オフで最大90時間。公称どおりなら9時間半で2割ほど減る計算で、表示の上では公称より減りが遅かった。どちらにしても、充電を気にせずガンガン使っていけるのは、日常使いのヘッドホンとしては超ありがたい話。
充電は付属のUSB-A to Cケーブルで、USBテスターをはさんで測りました。残量50%から始めて、10分後で5.02V・0.61A・3.07W。公称の5V・1A(5W)より低めの3W前後で受けている。満タンまでの時間は測っていませんが、公称は約2時間です。




充電しながらBluetoothでは聴けない
LDACで再生している途中に充電ケーブルを挿すと、電源が切れてBluetoothも切れた。説明書のとおりの動きです。
もっとも、これだけ電池が持てば、挿しながら聴きたくなる場面はそうそうないはず。
着脱検知の代わりに自動電源オフ
外すと音楽が止まる着脱検知と、空間オーディオの設定はありません。代わりにあるのが自動電源オフ。


Bluetoothが切れてから切るまでの時間と、つながったまま音が鳴っていない状態が続いてから切るまでの時間を、それぞれ30・60・90・120分か「切れない」から選べます。外して机に置きっぱなしにしても、電池がムダに減り続けることはない。
音は引き締まった低音と細かな高音
ここからは音の話。Galaxy S26にLDACでつなぎ、EQはアプリの初期設定のまま聴いています。
低音域は、必要以上に膨らむことなく引き締まった印象。もちろんEQで強めることはできるけど、大音量でボンボンいわせたい派は物足りなく感じてしまうかもしれない。
一方で、高音は耳に刺さるとまではいかないものの、やや強調されている印象。このチューニングが細かな音を聴き取りやすくし、解像感の高さにつながっているのかもしれませんな。
分離感は同価格帯のヘッドホンとしては優秀で、サビなどの複数の楽器が同時に鳴っている場面でも、それぞれの音を追い続けることができた。
海外のレビューでは、「低音がこもる、高音が聴き疲れする。EQで直せる」という評価も見かけました。私の耳では、低音はむしろ締まっていて、高音も痛いところまではいかない。聴く人の好みと耳で分かれそうです。
LDACで聴くには設定が2か所
LDACで聴くには、設定が2か所。ここで私は一度つまずいたので、事前に知っておくべきこととして解説しておきます。
1つ目はEarFun Audioアプリの「Bluetoothオーディオの品質」でLDACをオンにすること(ヘッドホンが再起動します)。
2つ目がGalaxy側。設定の「接続」→「Bluetooth」→「EarFun Wave Pro X」の歯車を開き、「メディアオーディオの品質」の中にある「LDAC(高音質)」のスイッチ、これが初期はオフになっていました。




アプリだけオンにしても、Galaxyのほうがオフのままだと、つながるのはaptXやAAC。両方オンにすると、開発者向けオプションの表示がLDAC・96kHz・32ビットに変わり、晴れて本当のLDACの音質でリスニングできるようになるという寸法。
Android使いの人は注意してください。iPhoneは知らん。


EQで音を自分好みに直せる
ボーカルの生々しさは十分に表現されているので、ライトユーザーにとってはプリセットやカスタムEQで必要十分。自分の好みを追求したい人にとっては、これらを細かく調整できるパラメトリックEQの果たす役割が大きくなってくる。
アプリ「EarFun Audio」のイコライザーには、入り口が3つあります。聴力テストで自分向けの音を作る「パーソナライズ」、用意された音から選ぶ「プリセット」、自分で作る「カスタム」。


プリセットのおすすめはPopとRock
個人的なお気に入りは、プリセットイコライザーの「Pop」。低音に厚みが加わり、全体的にメリハリのあるサウンドになった。
グラフで見ると、63Hzあたりを約4dB、4kHzから上を約3dB持ち上げている。真ん中は動かしていない。引き締まった低音に、ちょうどいい厚みが足される形。


その他のプリセットEQで良かったのがRockです。EarFunアプリにはお気に入りに入れられたプリセット数を表示する機能があって、それによるとどうやらRockが一番人気で次がPopでした。みなさん大体おなじような感想をお持ちということですな。
気に入ったプリセットのハートを押すと、そのプリセットが一覧の先頭に移ってきます。よく使うものを上に置いておけるので、これは覚えておくと便利ですよ。


パラメトリックEQは10バンドを1つずつ動かせる
さらに踏み込みたい人向けに、カスタムの中にパラメトリックEQがあります。10個の帯域それぞれで、中心の周波数・持ち上げる量・動かす幅(Q値)を決められる。フィルターの種類も6つから選べます。私はAndroidのGalaxyのアプリで確かめていて、iPhone版でも同じかは見ていません。


普通のEQが「決まった場所のつまみを上げ下げする」ものなら、パラメトリックEQは「つまみの場所と幅まで自分で決める」もの。ボーカルの刺さる帯域だけを細くへこませる、といった直し方ができます。海外のレビューでも、このEQの作り込みはいちばんほめられていたところ。
有線でもノイキャンが使える
Wave Pro Xは、USB-Cと3.5mmの2つの有線に対応していて、どちらでもノイキャンが使えます。
USB-CならノイキャンもEQも使える
両端USB-CのケーブルでMacBook Airにつなぐと、ヘッドホンが音の出口として認識されました。
ノイキャンはボタンで切り替わる。スマホのアプリで入れておいたEQは有線でも有効化されていた。EQの設定はヘッドホン本体に残っているので、一度作れば有線でも同じ音で聴けるということですな。
ついでに言うと、USB-Cを接続した時点で、つないでいたスマホとPCのBluetoothは2台とも切れます。音量はMac側でもヘッドホンの+−でも変えられます。
3.5mm接続は電源を入れたときだけ鳴る
電源を切った状態で3.5mmケーブルをつないでも、音は鳴りません。電源を入れると鳴り、ノイキャンも働く。公式の資料にも、3.5mmは電源オンのときだけと書かれています。
一方USB-Cは、電源を切ったままつないでも音が鳴ります。電池を空にしてからは試していないものの、切れたときもUSB-Cでつなげば聴けるはず。
USB-Cのケーブルを抜くと、ヘッドホンは自動で電源が切れます。
ケーブルでつなぐと音がもう一段澄む
USB-CでつないだときにMacとWindowsで受けられる形式を見ると、どちらも最大48kHz・16ビットでした。CDとほぼ同じってことですな。




一方、GalaxyとのLDACは96kHz・32ビットの表示。数字だけ見れば、無線のLDACのほうがずっと上です。



ほな、無線のほうが音ええってこと?
って思うじゃないですか。ところが聴き比べると逆になるんですな。
同じ曲を聴いて、USB-Cのほうが圧倒的にクリア。LDACの再生音質を990kbpsに固定すると、音の解像度はもう一段上がる。それでもUSB-Cはさらにその上をいきました。
| つなぎ方 | 形式 | 聴いた印象の順 |
|---|---|---|
| USB-C(Mac) | 48kHz・16ビット | 1 |
| LDAC 990kbps固定(Galaxy) | 96kHz・32ビット | 2 |
| LDAC ベストエフォート(Galaxy) | 96kHz・32ビット | 3 |
| 3.5mm(Windows+アンプ、iPad) | アナログ | 4 |
音を出した機器(Mac・Galaxy・Windows・iPad)も音量もそろえていないので、あくまで私の耳での順番。3.5mmだけはLDACと直接比べておらず、同じWindowsからBluetoothで聴いたほうが良く聴こえた、という結果です。(あくまで個人的感想です)
これはあまりフィーチャーされることがないけど、USB-C接続時の音質が抜群に良いので音楽好きの人はぜひ試してみてください。
なお、公式は「ワイヤレス・有線ともにハイレゾ再生に対応」とうたっている。どの端子のことかは書かれておらず、USB-Cで受けられる形式は上のとおり最大48kHz・16ビットでした。
1万円台のライバルとどう選ぶか
同じ価格帯のノイキャンヘッドホンとは、選ぶ軸がはっきり分かれます。
Anker Soundcore Space 2は、Wave Pro Xとまったく同じ税込16,990円で、外すと止まる装着検出が付いている(アプリで有効にする)。着脱検知がどうしても欲しい人は、こちらを見てみる手もあるでしょう。(私はまだSpace 2を使っていません)
QCY H6 Ultraは13,990円(税込)。ほかのレビューによると、H6 Ultraも電源オンなら有線でノイキャンとEQが使え、電源を切っていても3.5mmで鳴るとのこと。
分かれ目は電源オフの3.5mm。Wave Pro Xも電源オフのままUSB-Cなら鳴りますが、3.5mmの端子しかない機器につなぐことが多いならH6 Ultraが候補になります。H6 Ultraのレビューは、このあと別の記事で書く予定です。
一日中つけっぱなしで困らない万能型
着け心地・ノイキャン・スマホとPCの切り替え・通話・電池。PC作業のあいだずっと着けていて、困るところがありませんでした。ボイスチャットをしながらゲームをする人にも、同じ理由で勧めたい。そのうえ音を好みに寄せられるEQと、有線でも使えるノイキャンまで付いて16,990円です。
一方で、着脱検知と空間オーディオはなく、充電しながらBluetoothで聴くこともできません。
| ええやん♡ | なんで? |
|---|---|
| エアコンや換気扇の弱程度なら、目の前でも完全にシャットアウト スマホとPCの2台を、何もしなくても行き来してくれる 通話の相手に「近くにいるようではっきり聞こえる」と言われた 低遅延のゲームモードがあり、ボイスチャットしながらのゲームにも向く ノイキャンを入れたまま9時間半つけっぱなしで、5%しか減らない電池持ち(満充電から) 引き締まった低音と細かな高音、プリセットのPopとRockが好き USB-Cの有線でもノイキャンとEQが使える。音はLDACよりクリアだった アルミの同心円とヒンジの手ざわりは1万円台に見えない | 着脱検知がない(代わりに自動電源オフ) 空間オーディオがない 充電ケーブルを挿すと電源が切れる 防水の等級がない 付属のUSBケーブルはUSB-A to C |
Wave Pro Xの強みをあえて3つ挙げるとするなら、無線接続の安定性、長時間の充電持ち、8基のマイクによる通話品質の高さだと個人的には思いました。
つまり、作業中にずっと付け続けているような運用を想定している人は、私は強くおすすめしたい!
弱点らしい弱点も見つからず、総合的な完成度もかなり高い。このヘッドホンがこの価格帯で販売されていることに驚くばかり。EarFunのデバイスはいつも驚異のコスパやでぇ…
─── あわせて見て欲しい記事 ───






NordVPN ブラックフライデー
外のWi-Fiも安心に。2年プランが最大76%オフ
NordVPN は、カフェやホテルの Wi-Fi でも通信を暗号化して、のぞき見から守るサービスです。ブラックフライデーのセールで2年プランが最大76%オフになり、さらに3ヶ月分が追加されます。期間は10月21日〜11月23日です。 ※割引率・プラン内容・期間は公式の告知にもとづきます。最新の内容はリンク先の公式ページでご確認ください。
🕐 期間: 10月21日 〜 11月23日
※ キャンペーン対象外の商品にはクーポンを使えないことがあります。
※ 表示価格は参考です。為替の変動により実際の金額と異なる場合があります。
※ クーポンは先着順です。お早めにご利用ください。











_1600x1000.webp)





コメント