どうもこんにちは、微ブログのよっしーです。
最近、日本に進出して来たばかりの、カナダの統合セキュリティセンターの『Genetec(ジェネテック)』という会社のサービスがなんか凄そうなので、今回この場を借りてご紹介しておこうと思います。
統合セキュリティ会社『ジェネテック』とは
ジェネテックは、カナダのモントリオールで1997年に設立されて以来、25年以上に渡って統合セキュリティシステムを運用する、世界トップクラスの統合IPセキュリティソリューションリーディングカンパニーです。
2000人の従業員を抱える大企業で、顧客がいる国は159カ国、モントリオールの優良企業の一つに選出された回数は16回と、この数字だけ見ても信頼のおける企業だということは想像に難くないでしょう。
正式な会社名は『Genetec Inc.』で、ピエール・ラーズさんという方が代表取締役社長を務めているようです。
ジェネテックで利用可能なサービス一覧
ひとくちに「統合セキュリティ」といっても、何ができるのがピンとこない方も多いと思います。
なので、ここでジェネテックが提供するサービスについても解説しておきましょう。
Security Center(セキュリティプラットフォーム)
まず最初が「統合セキュリティ」という名の通り、複数のイベントの監視とシステムの設定を一元的に管理できる、セキュリティプラットフォームです。
このサービスを利用することで、これまでバラバラに管理していたセキュリティ環境全体を統合して管理することで、効率性を向上させることができます。
Omunicast(ビデオ管理システム)
Omunicastは、上でご紹介した Security Center プラットフォームの内のひとつです。
ビデオを活用することで、入退室管理や、ナンバープレート自動認識(ALPR)、侵入監視などを連携し、セキュリティシステムとビデオを統合できます。
このシステムには、ビデオの不正エクスポートとデータの不正アクセスを阻止するための厳重な保護機能が搭載されているので、安心して利用することができます。
Synergis(入退室管理システム)
Synergisは、あらゆるビジネスニーズに応える最新の入退室管理システムです。
最新のシステムを導入したことで、今まで不可能だと考えられていたエリアの監視も可能となり、社内の徹底的な「見える化」が図れます。
その他にも、旧式のシステムから最新のシステムへの移行を自動化できるので、コストや時間を削減できるのもメリットのひとつ。
AutoVu(ナンバープレート認識システム)
AutoVuは、自動ナンバープレート識別システムのことです。
時間・天候・場所を問わず、高精度の読みとりが可能になっているほか、従来のシステムよりも多くのナンバープレートを検知できるようになっているとのこと。
Stratocast(クラウドベースのビデオ管理システム)
Stratocastは、クラウドを活用したビデオ監視システムです。
クラウドベースでビデオを管理することで、ネットワークビデオレコーダーの設置やメンテナンスが不要になり、セキュリティシステム全体のコスト削減が図れます。
ハードを交換したり、容量を気にする必要もなく、保存期間・解像度・カメラ台数を柔軟に調整できるのもありがたいポイント。
ジェネテックを導入している企業(市)
あわせて、すでにジェネテックのサービスを導入&運用している企業もチェックしておきましょう。
- NEXTDC(オーストラリアのプロバイダ会社)
- KAC(韓国空港公社)
- カルガリー市(カナダの公共交通機関)
- パース市(オーストラリアの市の駐車場)
- フッツクレイ警察(オーストラリア)
さいごに
大手企業だけでなく、空港や市の公共交通機関、そして警察でも利用されているのってすごいですよね。
日本ではまだまだ知名度の低い会社ではありますが、社歴や実績についても文句なしなので、セキュリティシステムを運用する上でも信頼のおける企業だと思います。
大規模なセキュリティシステムなので、主に企業向けのサービスとなりますが、気になった方は日本語に対応している公式ホームページで、詳細をチェックしてみてくださいな。
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