ちょっとそこまで出かけるとき、そこのあなたはバッグをどうしてます?
巨大ショッピングモールで売っているボディバッグみたいなのは安いけど、正直、いい年したおっさんがあれを付けているのはちょっと見れたもんじゃない…いや、若くても厳しいか。(着けてる人いたらスミマセン。あくまで私の主観であり、個人的な感想ね)
だからといってネットで探してもしっくり来るのは見つからず、「どうすりゃええねん…」って感じで、結局は手ぶらで出かけている。
そんな人の気持ち、良くわかります。なぜなら、私もそのクチですので。消去法でバッグなし生活を続けていた、バッグ難民のおやじ勢です。
そんな私が気になって仕方がなかったのが、先日レビューした薄い財布Tenuisと同じSOLAHANPUのスマホショルダー「Minim(ミニム)」。

まさにこういうバッグを求めていた!
先に言っておきましょう、今回は絶賛できる商品です。
Minimは「最低限」を持ち歩くスマホショルダー
Minimという名前は、ルーマニア語で「最低限」という意味なんだそう。2026年2月に登場した、ブランド初のポーチです。
外側の面はご覧のとおりスッキリしていて、余計なものが付いていない。

ひっくり返すと、こちらにフタがある。こっちが体に当たる側で、外からはフタが見えない作りになってます。ええやん(1回目)

この“フタが体側にある”作りについては、後半のFIDLOCKの話で。
電化ねこFIDLOCKってなんやねん?
思っていたよりだいぶ軽いMinimの基本情報
箱から出してポーチを取り出すと革製品の良い香り。革製品ってけっこう重量があるイメージがありますよね。でも、最初に手に取った感想は「思ってたよりも遥かに軽い」。
重いバッグをぶら下げて歩いたら肩が凝ってしまうのでこれは嬉しい誤算。肩ひもと付属のストラップを付けた状態ではかってみたら、171.1g。


横に寝かせてメジャーを当てると、縦の長さは公式の194mmとほぼ同じ。そのほかの仕様はこちら。


| 製品名 | ミニショルダーバッグ|スマホショルダー Minim(ミニム)ポーチ |
|---|---|
| 価格 | 17,500円(税込・送料無料) |
| 色 | 漆黒・深緑・草原・青藍・黄金 |
| 寸法 | 幅134mm × 高さ194mm × 厚さ50mm |
| 重さ | 171.1g(肩ひも・ストラップ込みの実測) |
| 外側 | イタリアンレザー「エルバマット」 |
| 内側 | 撥水性のあるナイロン(完全防水ではない) |
| 留め具 | FIDLOCKのマグネットボタンとバックル |
| 入るもの(公式) | 財布、高さ180mm以下のスマホ、鍵、ペン、小型Kindleなど |
買えるのは公式ストアだけ。Amazonや楽天では見かけません。
文字通り深みのある深緑にひと目で納得
外側は「エルバマット」というイタリアのオイルレザー。使い込むほど表情が変わっていく革なんだとか。
Minimには、私が選んだ深緑のほかにも漆黒・青藍・黄金・草原の全部で5つのカラーが用意されていて、漆黒・青藍・深緑などおっさんがチョイスしやすいバリエーション。ええやん(2回目)
個人的にはキャメルっぽい黄金と迷ったんですが、色んな服との合わせやすさを考慮して深緑にしました。
これが文字通り深みの感じられる濃い緑で、実物を見たときもイメージ通り。おそらく販売ページの各色のMinimの写真は実物と違って見えないように気を使って撮影されているものと思われます。


フタの境目のステッチもこのとおり。


革製品なだけに、壁に擦ったりぶつけたりして傷がつかないようには気をつけて使っています。
内側はグレーのナイロン。撥水性はあるものの、完全防水ではないそうなので、そこだけ頭に入れておきたいところ。


縫い目をもう少し寄って見てみましょか。右の写真の縫製の終わりにご注目。




ほつれもなく、しっかりした作り。これなら長く付き合えそうです。
ガジェット好きがピクリと反応するFIDLOCKの留め具
ここからが今回の注目してもらいたいポイント!Minimの肩ひもとフタには、ドイツのFIDLOCK(フィドロック)という留め具が使われています。
知ってる方おられますかね? ちなみに私の友人のファスナーマニアの男(実話)は、不覚にもFIDLOCKの存在を知らなかったそうです。
G-SHOCKのベルトタイプのモデル(DW-5600MNC)にも使われている留め具で、それが肩ひもだけでなくフタにまで付いている。これって決して安くはなさそうなのに、なんともぜいたくな設計ですな。
作ったのは、もともとチェロ奏者だった人。自転車でリハーサルや演奏会に通うときに、弓のホルダーが片手で開けにくくて困り、磁石で閉まるホルダーを自作したのが始まりだったそう。音楽家の困りごとが、巡り巡っておやじのバッグのフタに。
では、そのフタから。開けると、丸いボタンが上下に向かい合ってます。


本体側には受けの部品(左)、フタの裏には出っ張りの部品(右)。




説明しよう。FIDLOCKとは、近づけるだけで磁石でくっつき、外すときはスライドさせる特殊な留め具なのだ。
つまり、ただ引っ張っただけでは絶対に外れない。フタは下に少し押すとロックが外れてパカッと開くので、慣れれば片手でいけます。閉めるほうは近づけるだけで、磁石が勝手に吸い寄せてくれる。
肩ひものバックルも同じ仕組み。こっちは横にスライドさせて外します。


外すとこんな感じ。噛み合う面を上に向けると(右)、凝った形をしているのが分かりますね。




そしてもうひとつ、フタが体の内側を向いているのがMinimの特殊なところ。見た目がスッキリしているだけでなく、防犯の面でも優れている。外からは開けにくいので、海外旅行に持って行っても安心して使えそう。
これ、めっちゃええやん!(3回目)



磁石って、カードは大丈夫なん?
普通に使っていてカードやガジェットが磁石にくっつくような場面はまず起きないので、気にする必要はほぼないと思います。
こういう工夫、個人的に大好きなんですよ。ガジェット好きのそこのあなたなら、”ピクリ”と反応してしまうはず。
フードに引っかかって邪魔ァ!とならない
このFIDLOCKのバックル、フード付きの服を着ているときに本領を発揮します。
こういうバッグを斜めがけしていて、外すときにフードに引っかかって邪魔ァ!となった人も少なくないはず。ええ、私も何度も経験してきましたとも!しかしMinimなら、着けたまま肩ひもを外せる。


スライドさせれば、このとおり。




頭から抜かなくていいので、フードに引っかからない。これが極めて快適ポイント。
ただしそれが奏功するのは、とくにバッグを外すときという点。想像してもらったらなんとなくわかると思うんですけど、着けるときは、バックルを外していても結局頭越しに肩ひもを回すことになる。
半月使って手放せない相棒になった
コイツを使い始めてから半月程度、ちょっと近所に買い物に行くときや、遊びや飲みに行くときも常にぶら下げていく手放せない相棒となっております。
身に着けるとこんな感じ。友人の美容室で、友人に着けてもらって撮りました。




体の横に持ってくると、こうなる(右)。




肩紐の長さは、定番のアジャスターで調節するタイプ。軽くても、中身が入った重い状態でも持っている最中に伸びてくることはなく使いやすい。
身長178cmの私で最長寸前って感じの長さなので、190cm以上ある人はちょっと短めに感じる可能性もあり。高身長の人はここは注意しておきたいポイントですな。
左右どちらの肩にもかけられるし、どちらからでもフタを開けるシンメトリーデザイン。
左利きの人ならわかってもらえると思うんですけど、巷のボディバッグとかって、けっこう右利き用に最適化されていることが多いんですよね。左利きの我々にとってはこれが仇となる。
左利きの私はもっぱら右肩にかけて、必要なときは左手で中身を取り出すスタイル。
肩ひもには、サングラスを掛けられる仕掛けも。




別の角度からも。




財布とスマホにバッテリーまで入る
肝心の収納力調査といきましょか。まずはスマホだけ。iPhone Pro(モック)を入れると、まだまだ全然余裕がありますね。


今度は身の回りのものを詰めてみる。財布は薄い財布Tenuis、バッテリーはUGREEN Nexode Wavy、イヤホンはEarFun Air Pro 4+。ペンはLEDとレーザー付きのOLIGHT O’Pen Pro。


ここでサイズがチグハグだとなんでやねん…となってしまうところだけど、おなじSOLAHANPU製品ということで、以前にレビューした薄い財布Tenuisとも相性抜群。
写真を見てもらうとわかるように幅もぴったりで、セット運用がめちゃくちゃしやすい。レジでもMinimからスッと取り出してスムーズに支払いができます。


ボールペンは左のペンポケットにスッと収まる。さらに、この上にイヤホンケースまで乗っちゃう。


今は涼しい季節だけど、夏にはこのサイドポケットに扇子を入れることになるでしょう
なんとKindle Paperwhiteも入る
なんとこのMinim、Kindle Paperwhiteが収まるんです。
ちょっと遠出するときにKindleが必携となっている私的には、これがめちゃくちゃ嬉しかったポイント。


ただし、まっすぐ収まるのはKindleにケースを付けていないときだけ。ケースを付けると斜めに入れることになります。
チケットやレシートは体側のポケットへ
中のメインの部屋とは別に、体側の面にもポケットがひとつ。まず、口を開くと内側はこんな感じ。


実際に使ってみた感想としては、このポケットにはチケットやレシートを入れるのに便利。ショッピングモールで駐車券を入れておくにもいい感じです。




鍵ストラップで家の鍵がそのまま開け閉めできる
鍵ストラップ付きというのもキーポイントで(鍵だけに…)、家の鍵をコイツで開け閉めするのが本当に便利なんですよね。
付属のストラップに鍵を付けると、こんな感じ。


鍵は横の小さなポケットにそのまましまえる。


使うときはストラップを引っ張るだけ。フタを閉じたままでも取り出せる。


クリップストラップならぶらぶらしない
付属のクリップストラップも紹介しておきます。


ズボンのベルト通しなどに挟んでおくと、ぶらぶらせず、しゃがんだときや自転車・バイクでもじゃまにならない位置に留まってくれる。


挟む力もなかなかのもの。ベルトの代わりにタオルを挟んで、強く引っ張っても外れませんでした。


こういった細かい工夫が各所に見られるのが、SOLAHANPU製品の好きなポイント!
バッグ難民生活はこれで終わりそう
正直言って、Minimのデメリットはあまりない。あえて言うなら、タブレットが入るような大きなバッグを求めている人には合わないけど、そういう人は最初から大きめのバッグを探しているはず。
| ええやん♡ | あと一歩やん… |
|---|---|
| 財布とスマホと鍵が収まるちょうど良い大きさ 肩ひも・ストラップ込みで171.1gと軽い FIDLOCKのフタは慣れれば片手で開く フタが体側を向いていて防犯面でも安心 着けたまま肩ひもを外せる 左右どちらの肩にもかけられる | 公式ストアでしか買えない タブレットのような大きいものは入らない 身長190cm以上だと肩ひもが短めに感じるかもしれない |
内側に向かってフタが閉まり、知らない人には簡単に開けられないセキュリティ性、ベルトに装着されたFIDLOCKの取り回しの良さ、大きすぎず小さすぎないサイズ感、おっさんでも無理せず持てるカラバリとデザイン性、どこを切り取っても「こういうのでいいんだよ」としかならない、ナイスなバッグというか、ポーチというか、スマホショルダーというか、なんしかそんなアイテム。
バッグ本体はもちろん、サングラスホルダーなんかの縫製も丁寧に行われており、時間経過による革の変化を楽しみながら長く使っていけそうな可愛いやつ。
名前のとおり、荷物を「最低限」にしたい人のためのバッグ。価格もお手頃で、バッグ難民の私のようなおっさんにとってはまさしく【朗報】と言えるでしょう。
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