こんにちは、ガジェット大好きブロガーのよっしー(@viblog.jp)です。
私、もともと iPad は持ってたんですけどね。
なにせ携帯が Android なもんで、Android のタブレットが欲しいなってずーっと思ってたんです。
最後に使ったのは、たしかよくわからん中華タブレットだったかなー
その後、良さげな新機種が全然リリースされなくて、困ってたんですよね。
そしてここにきて、やっとこさ良さげなのが出てきたぞ!
ってな感じで購入するに至ったのが、ここでレビューする『 Galaxy Tab S8 』シリーズなんです。
Galaxy Tab S8 シリーズには3つのバリエーションがあるので、まずはそちらからご紹介しておきましょう。
Galaxy Tab S8 のスペック(ラインナップは3種類)
まず、Galaxy Tab S8 シリーズに搭載されている液晶は3種類。
無印のみ TFT液晶で、その上のグレードは AMOLED が搭載されている。
AMOLED とは、Galaxy シリーズで採用されているディスプレイで色の再現性が高いほか、映り込みを防ぐ効果まであるという優れものなのだ。
グレードが上がるごとに画面サイズが大きくなっていくというのも特徴的。
Galaxy Tab S8(無印) | Galaxy Tab S8+ | Galaxy Tab S8 Ultra | |
---|---|---|---|
画面サイズ | 11インチ | 12.4インチ | 14.6インチ |
液晶の種類 | TFT液晶 | Super AVOLED(有機EL) | |
解像度 | WQXGA(2560×1600, 276ppi) | WQXGA(2800×1752, 266ppi) | WQXGA+(2960×1848, 240ppi) |
リフレッシュレート | 最大120Hz | ||
プロセッサ | 4nm 64-bit Octa-Core | ||
生体認証 | 指紋認証(サイドキー) | インディスプレイ指紋認証・顔認証 | |
背面カメラ | デュアルカメラ(広角:13MP 超広角:6MP) | ||
内向きカメラ | シングルカメラ(超広角:12MP) | デュアルカメラ 広角:12MP 超広角:12MP |
|
メモリ容量 | ・8GB(国内モデル) ・12GB |
・8GB ・12GB |
・8GB ・12GB(国内モデル) ・16GB |
ストレージ容量 | ・128GB(国内モデル) ・256GB |
・128GB ・256GB |
・128GB ・256GB(国内モデル) ・512GB |
SDカード | microSD(最大1TBまで) | ||
バッテリー容量 | 8000mA | 10090mA | 11200mA |
Sペン | 全機種対応 | ||
カラーバリエーション | ・グラファイト(国内はこれのみ) ・シルバー ・ピンクゴールド |
・グラファイト | |
通信 | ・5G LTE(5Gモデルのみ) ・Wi-Fi6E(802.11 a/b/g/n/ac/ax) ・Bluetooth 5.2 |
||
スピーカー | 4ステレオスピーカー | ||
マイク | 3つ搭載 |
一方でディスプレイのリフレッシュレートは、全モデルを共通で 120Hz となっている。
リフレッシュレートとは「1秒間に何回新しい画像を描画できるか」ということを指しており、これが高いほど画面がヌルヌルとスムーズに動くようになる。
一般的な PC モニターだと、30Hz ~ 60Hz が平均的なので、かなりの高性能だと言える。
特にタブレットでゲームをする人は、その恩恵を存分に享受することができるだろう。
Galaxy Tab S8+の画面スクロールがめっちゃぬるぬる動いて気持ちいい!
— よっしー@微ブログ (@viblog_jp) December 18, 2022
リフレッシュレート 120Hz は伊達じゃない・・! pic.twitter.com/USzpoGhprZ
まあ、私はあんまゲームをやらないんですが、ぬるぬる動いてくれるに越したことはない!
Ultra とちょっと悩んだんですけどね、14.6 インチはさすがにデカすぎるので『 Galaxy Tab S8+ 』にしました。
Galaxy Tab S8+ の同梱物をチェック!
ということでここからは、おなじみの開封の儀 兼 同梱物のチェックといきましょう。
iPad なんかと比べると、かなり薄っぺらい箱に入っています。
とはいえ、カッコイイデザインとずっしりとした重さを感じてテンションが上がる!!
パカッとフタを開けると、薄い布? ナイロン? みたいなのにくるまれたタブレットくんとご対面。
その他の同梱物は、説明書・充電用ケーブル・Sペン の3点。
相変わらず説明書はまったく役に立ちませんが、Galaxy 特有の機能がいくつもあるので使ったことがないって人は、以下の公式サイトからマニュアルをダウンロードして一読しておくとスムーズに使いこなせます。
» Galaxy Tab S8 マニュアルダウンロードページ
Galaxy Tab S8+ の外観など
さてこちらが本体。
一体感のあるハイテクな板っぽいデザインがクール。
インカメラは画像上部に設置されています。
まあタブレットのインカメラなんてほとんど使わんだろって思ったんですが、ZOOM なんかでオンライン会議をする時とかには便利そうですね。
あと顔認証にもこのカメラを使用します。
ベゼル(画面端の黒い部分)も細めながらも、手で持つときにちょうど良く感じる幅です。
手持ちの iPad(無印)と並べて撮ってみた。
長辺は Galaxyタブレットの方がだいぶ長いですね(12.4インチ)
ついでに重ねて撮ってみた。
幅(短辺)もギャラクシーの方が少しだけ大きい。
実際使ってみた感想だと、縦使用がメインの私の環境だとギャラクシーのサイズ感の方が使いやすいと感じます。
これを使いだしてから、iPad の画面が手狭に感じるようになってしまった。
続いて背面。
濃ゆい茶色はグラファイトというカラーのようです。
重厚感があってシブイ。 さすがはフラッグシップモデルといったところでしょう!
右上にはカメラがついており、その左の黒くて細長いスペースはマグネットが入っていて、Sペンを引っ付けて充電しながら保管ができます。
実際にSペンをくっつけるとこうなります。
本当は中に収納できると嬉しいんだけど、さすがにこの薄さなので収納するのは物理的に不可能でしょう。
ちなみに、タブレットとSペンを無線接続するときや、Sペンを充電するときもここにくっつけます。
タブレットの上部にもマグネットがあるので、こうやってくっつけて保管することも可能。
こっちでは接続や充電はできません。
上部右側には「 Galaxy 」の刻印。
海外版はこの文字がサムスンになっていて、日本国内版だけ Galaxy の刻印になっているとのこと。
他のレビューなんかを見ていると「別にどっちでもいい」という意見が多かったが、私的にはこっちのほうがカッコよくて嬉しいですw
次にタブレットの各側面も見ていきましょう。
まず上部から。
左から、SIMカードのスロットと、音量ボタン、電源ボタン(サイドボタン)です。
SIMカードスロットは、付属の細いピンを突っ込んで引き出すタイプのやつです。
パカッとフタが開くタイプよりも耐久性はありそうだけど、ちっちゃいピンをなくしてしまうと大変(百均とかで売ってそうだけど)
右側面は、スピーカーが2つと真ん中にマイクの小さな穴。
その他にも照度センサーなんかが付いていたりします。
逆サイドの左側面にもスピーカーが2つ。
充電は当然 USB-C で行います。 ライトニングとか使ってられねえ!(あれ微妙に刺さりにくいんです)
あ、ところでこのスピーカー、めちゃくちゃいい音を鳴らしてくれるんです。
まああくまでタブレットのスピーカーにしては、って話ですけど、音像がちょうど中央にきていて画面自体から音が出ているのかと錯覚してしまうほどなので、購入しようかと思っている方はお楽しみに。
底面の中央にはキーボードドックポート。
ここに別売りのキーボードを装着することで、ノートPCライクに使用することができる。 私は使わんですけどね。
Galaxy Tab S8+ の良かった点
さて、ざっくりと外観の紹介が終わったところで、例によって良かった点とイマイチだった点を発表。
まあ、まだ使い始めて2週間も経っていないので、現時点で分かる範囲での話にはなりますが。
有機ELディスプレイが非常に綺麗だしヌルヌル動く!
まず最初に思いつくのはやっぱりこれですよね。
Super AVOLED という有機ELディスプレイの発色が良くてとにかく鮮明!
映り込みが軽減されているのかは正直良くわかりませんが、タブレットを見ていてそこまで映り込みが気になったことがないので、効果はしっかりと発揮されているのかも?
”有機ELは発光しないことで黒を表現する”って言うし、そこら辺も関係しているんでしょうな。
見ればわかるその美しさ。 素晴らしいです。
あと大画面なのもやはり良い。 個人的には Galaxy Tab S8+ のサイズ感がちょうどよいと感じています。
Sペンの使い心地が非常に良い
次に印象的だったのが、「Sペン」(スタイラスペン)です。
これがまるで紙に書いているようにスラスラと書けてしまう。
いや、「まるで紙に書いているよう」とかいうキャッチコピーはこれまでにもありましたけどね。
またまたあ~w
って感じに思ってたんだけど、今回のこれはまじですごかった。
あまりにも書き心地が良すぎて、ずっと書いていたくなります(ずっとは書かんけど)
文字で説明してもわからんと思うので、Twitterにアップした動画で見ていただきましょう!
Galaxy Tab S8+ の「Sペン」、まじで書き心地が最高です。
— よっしー@微ブログ (@viblog_jp) December 19, 2022
鉛筆で書いているような「カリカリ」音と、消しゴムの「シュッシュッ」っていう小気味の良い音もASMR的にクセになるw pic.twitter.com/se8BorXtfh
いくら文字を書いても、画面にSペンの跡がつかないのもお気に入りのポイントです。
画面が線みたいな跡まみれになっちゃたら汚くてイヤだもんね。
私はまだ使ったことがないんですが、King Write というメーカーのこのスタイラスペンが、このタブレットと非常に相性が良いらしい。
(公式の情報欄にもちゃんとGalaxyタブレットが対応機種として掲載されています)
ちなみにこのSペン、ワコムのデジタルペン技術が採用されており、Bluetooth での接続や充電がない状態でも使用可能なんです。
じゃあなんで充電する必要があるのかっていうと、「エアコマンド」といって、画面の前でペンのボタンを押しながら振ったりすることで、タブレットを操作する機能のためのものなんです。
例えば、ブラウザを見ているときの”前に戻る”だったり、”ホーム画面を表示する”だったりそんな感じの機能。
できることに制限はあるものの、アプリごとに機能を設定することも可能です。
一体感のあるデザインがものすごくかっこいい
これはもう見たまんまですよね。
金属製の板っぽいクールで重厚感のあるデザインは、ガジェット好きの所有欲を十分に満たしてくれます。
当たり前だけど、廉価版のタブレットのようなチープな印象は全くなし。
動作はサクサク快適。もっさり感は一切なし
まあまだ購入してまもないのでこれは当然かも知れませんが、ブラウジングや簡単な作業、そして動画を見ていてももっさり感は一切なし。
サクサクと快適に動いてくれるので、ストレスフリーで使用することができます。
素早くスクロールしても、画面がカクついたり飛んだりしたことは一切なし。
前に使ってた Teclast(だっけ?)そんな中国製の廉価版タブレットとは、月とスッポンの差。
まあ、価格も月とスッポンくらい違いますが(汗)
CPU の性能もそうですが、メモリが 8GB だという恩恵も大きいでしょうね。
仕事でもゲームでも本気で使おうと考えているなら、現状だとこれ一択だと言えるでしょう。
Galaxy Tab S8+ がイマイチだった点
さて… ここまでべた褒めだったんですが、イマイチだな~ と感じたポイントがないわけでもない。
使っていて欠点だと思えたポイントも率直に述べておきましょう。
バッテリーの減りが速い
まず一番はこれですね。
めちゃくちゃ速いってわけでもないけど、タブレットとしては思っていたよりも速い気がする。
使っていないアプリが無駄に通信してバッテリーを消費したりしないようにする、ディープスリープ状態にする設定にしているんですが、それにしても速い。
具体的には仕事で外に持ち出して丸一日使うには、ちょっと心もとないくらいって感じですかね。 充電器必須。
バッテリーの持ちがあと 20% くらい向上してくれたら、外でも安心して使えるんですけどねー
噂だと、このタブレットにかかわらず Galaxy シリーズは他機種と比べてバッテリーの減りが速いのだとか…?
Galaxy 特有の機能に慣れる必要がある
元から Galaxy を使っていた人ならすんなり使えると思うんだけど、私みたいに別の機種を使っていたって人は、慣れるまである程度時間がかかると思います。
というのも、Galaxy 特有の機能ってやつがけっこうあるんですよね。
あと、キーボードもちょっと変わってるというか、多機能というか。
「Gboard(Googleのキーボード)使えばいいじゃん!」
って思うかも知れませんけど、Sペンと上手く連携させるためには、Galaxyキーボードを使う必要があるんです。
(ペンで書き出すとキーボードが非表示になる動作とか色々…)
ほかにも色々と機能があるようで、私もまだ把握しきれていません。
慣れるとめっちゃ便利になるのかもしれないけどね。
それは一体いつになることやら…(汗)
IOS よりもアプリのラインナップがショボい
これはもうタブレットの問題というより、Android 自体の問題なんですが、IOS と比べるとどうしてもアプリのラインナップがショボく感じる。 というか実際ショボい。
IOS で使ってたあの便利アプリ使いたいな~ と思って探しても無かったりします。
代替となりそうなアプリを使ってみても、性能がショボいものが多い(気がする)
まあ、日本国内のシェアは IOS が圧倒的なんで、そうなっちゃいますよねー
あとタブレットに最適化されていないアプリが多いのも注意デス。
そういったアプリでは、画面を引き伸ばしただけの状態での使用を強いられることになり、これがツライ。
さいごに
以上イマイチだった点もお伝えしましたが、総合的に見るとまあ~ すんばらしいタブレットです。
特にSペンの出来栄えが恐ろしいほどにイイ。
技術の進歩って素晴らしいですネ。
国内メーカーにも負けずに頑張ってもらいたいもんです。
ちなみに私は、PC のとなりにアームで固定して主に仕事用として使っています。
Sペンでメモとったり、調べものしたり、便利なアプリを使ったりとか。 とにかく捗る。
有線 or 無線のサブモニターとしてしても使用可能なんですが、すでにモニターはあるのでタブレット単体として使用中。
ハイエンドモデルなので価格もそれなりにしますが、これだけ満足度が高いとコスパも良好だと言えるでしょう。
まあ~ 完成度の高いタブレットなので、迷っている方にはおすすめしておきマス。
機能性 | 5 |
コスパ | 5 |
デザイン | 5 |
楽しさ | 5 |
総合 | 5 |
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