どうもこんにちは、微ブログの私です。
これまで当ブログでは、デスクまわりの照明を何本か紹介してきましたが、今回は”コンセントの無いところで灯すほう”。FLEXTAIL(フレックステイル)の充電式ランタン「ZERO LANTERN(ゼロランタン)」をレビューしていきます。

え、どんなライトなのかって?
言わば、どこにでもある充電式ライト。ランタンとLEDライトの2wayとはいえ、よくあるやつやろ、くらいのもん。少なくとも、第一印象はそうでした(レビューする側がそれ言うか)。
知ってる方もおられるかと思いますが私、いい歳になって夜に出歩く機会もめっきり減ってきたおやじでして。たとえば旅行先で夜道を歩くときも、明かりはスマホのライトで済ませてきました。
電化ねこスマホのライトでええんちゃうの?
ええ、私もずっとそれで回してきました。わざわざライトなんか持ち歩かなくても、スマホならいつもポケットに入ってるわけですし。
ところが、明かりを消した部屋と夜の公園で改めて見並べてみたら、こいつらの得意分野がまるで違ったんですよ。
スマホのライトを置き換えるんじゃなく、横に1本足しておく。そういう付き合い方がしっくりくるライトでした。
夜の明かりはスマホ頼みという同志へ。こいつを連れて、いざ夜の公園へ…!


【結論】スマホのライトと役割がかぶらない56g
照らすだけなら、いつも持ち歩いている”あの1台”でも用は足ります。そのうえで並べて分かった違いは、この4つ。
- LEDライトモードは光が一点にまとまり、くっきりした円で照らせる
- 電球色(ランタンモード)と白(LEDライトモード)を切り替えられる
- 置く・吊るすと周りまで明るくなって、両手が空く
- 明かりを任せておけば、停電中もスマホの充電を残せる
- 旅先の夜道や停電の明かりを、スマホのライトで済ませてきた人
- 電球色の明かりで、雰囲気も楽しみたい人
- カーテンレールやバッグにカラビナで下げて使いたい人
- 荷物を少しでも軽くしたい人
- 最大の明るさで一晩中灯しておきたい人
- 水に沈むかもしれない場面で使いたい人
- 照らす範囲を絞ったり広げたりしたい人
- カラビナで付ける予定のバッグのベルトが太い人
FLEXTAIL ZERO LANTERNのスペック。実測57.1gの手のひらサイズ
公式の呼び名はキャンプライト(電球色)とライティング(白)。この記事での呼び方は、それぞれ「ランタンモード」「LEDライトモード」。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 型番 | ZL1100 |
| カラー | ブラック(今回の個体) |
| サイズ | 32×69mm(説明書の値) |
| 重さ | 公称56g/実測57.1g |
| モード | ランタンモード(電球色)/LEDライトモード(白) |
| 明るさ・点灯時間(ランタンモード) | I 10lm・35時間/II 75lm・10時間/III 150lm・5時間/IV 300lm・3時間 |
| 明るさ・点灯時間(LEDライトモード) | I 50lm・15時間/II 80lm・10時間/III 130lm・7時間/IV 200lm・5時間 |
| 色温度 | 3000~9000K(説明書と外箱にはモード別の値なし) |
| 電池 | 16340リチウムイオン・3.7V・1100mAh・4.07Wh(交換できるかは未確認) |
| 充電 | USB Type-C・5V⎓0.8A |
| 防水 | IPX5 |
| 付属品 | 本体・USB充電ケーブル・説明書(充電器は付かない) |
重さの実測以外は公称値。明るさの段は外箱の裏、点灯時間は説明書の値を同じ並びで当てはめた。実測は2026年9月27日
商品ページの「最大35時間」は、ランタンモードを10lmまで絞ったときの数字。いちばん明るい300lmだと公称3時間です。
透明な筒の中の白い筒にも「56g」と印字されているので、キッチンスケールで量って確かめることに。ついでに500mlのペットボトルとのツーショットも撮っています。




1.1gのオーバーは、まあ誤差の範囲。
カラビナはすっきり折り畳めて、透明な筒のほうを上にすれば、テーブルにもちゃんと自立状態で安定します。
名前の似ているGoal Zero(ゴールゼロ)のLighthouse Micro Flashと公式の数字で並べると、重さは56gと68g、ランタンの最大は300lmと150lm。軽さと明るさはZERO LANTERN、電池の持ちはGoal Zeroに分がある、という感じですな。
購入先はAliExpress。価格は時期で変わるので、リンク先でどうぞ。
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操作はボタン1つで3パターンだけ
押す場所は、側面にある小さな四角いところ。明るさを変えるリング以外の操作は、全部ここで済んじゃいます。


ボタンはラバーで覆われていて、点灯にはダブルクリックが要るうえ、少し力を入れて押し込まないと反応しない。逆に言うと、バッグの中で勝手に点いてしまう心配は、まず無さそう。
| 操作 | 動き |
|---|---|
| ダブルクリック | ランタンモードで点灯。点灯中はモード切り替え |
| シングルクリック | LEDライトモードに移行 |
| もう一度シングルクリック | 消灯 |
※実機で確かめた操作
点灯中のダブルクリックは、ランタンモードならアンビエンスモード、LEDライトモードならストロボに切り替わる仕組み。
アンビエンスモードは、電球色がぼやーっと強弱を繰り返すモード。ランタンモードの雰囲気が、さらに一段よくなる感じです。
説明書の「10秒」が私には解読できなかった
操作ページには、手のイラストが6つ並んでいます。上段のいちばん右が問題の「Power Off」の図。


この図に、こんな一文が添えてあるんですよ。
Click again to turn off
Auto power off after 10s, click to exit
前半は「もう一度クリックで消灯」。ここまではいい。引っかかるのは後半で、直訳すると「10秒後に自動で電源オフ、クリックで抜ける」。



何が10秒で切れるんや?
図を見返しても、どの操作の話なのかが書いてない。
実際に使ってみると、操作は上の表の3つで完結しちゃうんですな。”10秒”の出番がどこにあるのか、私には最後まで意味不明のまま…
外箱の裏は、モードごとに操作と明るさが書き分けてあります。


説明書で迷うかもしれないから、捨てる前に外箱の裏を見ておくのがベター。
夜の公園でスマホのライトと照らし比べ
三脚を持ち込んでの撮影会は、ランニング中の人には見られるし、犬の散歩中のご家族は立ち止まってこっちを見てるしで…
暗がりでゴソゴソ作業するまあまあ体が大きめのおっさんの影、客観的に見たらなかなか怪しかったかもしれない。もし私だったとしても「あいつ何やっとるんや?」って観察してたと思います(自分で言うな)。
という話は置いといて。公園には街灯もあるので、完全なる真っ暗闇ではない前提で見てもらえれば。
光が一点にまとまるLEDライトモード
明るさの比べっこは、白い光を最大にしたZERO LANTERNとスマホのライトを同じベンチの座面に置いて、離れた場所からパシャリ。




肉眼で見ても、この2枚とおおむね同じ差。この2枚も含めて、ベンチの写真はすべてISO400・1/4秒・WB固定です。
光をまとめるか、薄く広げるか。照らしたい場所が決まっているなら、LEDライトモードのほうが話が早い。
電球色は4段階。白で足元も明るく
ランタンモードをベンチの座面に置いて、リングをIからIVまで回していきました。




露出を固定したまま撮ったので、レベルを上げるほど白く飛ぶ範囲が広がり、IVでは座面の真ん中まで真っ白に。本体を直接見ると、IVは直視できない程のまぶしさ。至近距離でうっかり覗き込むのだけは注意したほうがいいです。
そこからシングルクリックでLEDライトモードに切り替えると、光は白に。手に持って、上から座面を照らしました。


電球色と白を1本で行き来できるのは、色を選べないスマホのライトには無い持ち味。
白い光は、手に持って少し先の足元にも向けてみました。


旅行先の夜道なら、足元を照らす役はこっちに任せられそう。
ランタンモードのほうは、カラビナでリュックの横へ。


ぶら下げておけば手はフリー。これはかなり便利そう。
超個人的な話だけど、FFシリーズのトンベリを彷彿とさせる雰囲気。たしかほうちょうとこんなランタン持ってましたよね?
停電の部屋では置いて吊るして両手が空く
最近はめっきり無くなりましたけど、実家に住んでいたころに停電になったときは、おもにスマホのライトと懐中電灯でしのいでいた記憶。スマホは常に手元にあるから、反射的にパッと手に取れてしまいますね。
今度は部屋の明かりを消して、停電を想定。テーブルの同じ位置で、ZERO LANTERNとスマホのライトを入れ替えて撮りました。







写真だとスマホ側も明るく見えるけど、肉眼ではランタンモードのほうが圧倒的に明るかったです
置いたままでも、天板の上までなかなか明るい。周りが360度照らされるので、このまま作業するくらいはできそうです。
カラビナの引っかけ先をカーテンレールにすると、今度は上から照らせる。


置いても吊るしても、そのあいだスマホの電池は減らない。すぐ手に取れるスマホだからこそ、明かりの役はZERO LANTERNに回して、電池は連絡用に取っておく。この分担がちょうどいい感じ。
防水は、外箱と本体の表示でIPX5。雨に打たれるくらいまでならOKで、水に沈めるのはNG。充電ポートのゴムのフタを閉めてこその性能なので、閉め忘れにご用心。
300lmで約2時間36分。気になったところも
9月26日の17時44分ごろ、ランタンモードをIVに合わせて点けっぱなしスタート。明かりが途切れたのは20時20分ごろで、公称の3時間には24分ほど届かず。



3時間もたへんの?
測ったのは1回きりなので、あくまで目安として。消える直前まで見た目で暗くなった感じはほぼ無し。
とはいえ、いちばん明るいまま一晩中は無理がある。長く灯すなら、リングで明るさのレベルを下げるだけ。上のスペック表のとおり、公称の時間はグンと延びます。
充電はUSB-Cで、端子は電源ボタンの反対側、稲妻マークのゴムのフタの下。つなぐと、ボタンの小窓の色で具合が分かります。




引っかかったのは4つ
まずアンビエンスモード。明滅が規則正しすぎて、本物のロウソクのようなゆらぎが無いのは惜しい。
次にLEDライトモード。よくあるLEDライトのように、照らす範囲を狭めたり広げたりはできない。
3つ目は光り方。ランタンモードで光るのは透明な筒の上下の端で、ランタンらしく真ん中がふわっと光ってくれたら嬉しかった。
最後にカラビナ。本体に合わせて小さめで、指に引っかけて持ち歩こうにも、私の指だと小指しか入らない。だから、バッグの太いベルトには付けられません。
スマホのライトの代わりじゃなく足し算
第一印象は、どこにでもある充電式ライト。
それが実物を手にしてみると、黒い土台部分は金属の手触りで、明るさを変えるリングの作りなんかも「男のガジェット」って質感。これはなかなかテンション上がりますぜ。オレンジ(電球色)と白の2種類の光が出せる2wayってのも良し。雰囲気のランタンモードに、実用のLEDライトモード。
スマホひとつでは手が回らないところを、56gで埋めてくれる。
夜の明かりをスマホのライトで済ませてきたおやじとして、はっきり言おう。
けっこうええやん、これ。
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