ちょっと聞いてくださいよ!
この間・・・そうやなあ… 1ヶ月半ぶりくらいかな?「久しぶりにUEVR使ってゲームでもやってみるか!」って感じで、Steamのゲームを起動してみたところ、なぜかUEVRが起動しない・・・
いや、起動自体はするんだけど、ゲームがVR化されねーじゃねーか。
前に普通に遊べていたときから、なんにも設定をいじったりしていないにもかかわらず。
一体なんでやねん… と、いろいろ試してみたところ、無事起動できるようになったので、そのやり方について4選、解説したいと思います。
1:そもそも起動する手順を間違っている
まあ、このケースはあまり少ないかとは思いますが、久しぶりすぎて起動する手順を忘れてしまっているパターン。
UEVRでPCゲームをVR化するためには、以下の手順で進める必要があります。
- VRヘッドセットとPCを接続する
- UEVRを起動する
- PCゲームを起動する
- UEVRでゲームを選択して Inject をクリックする
まあ、2と3は前後してしまっても問題ないのですが、少なくともUEVRの Inject ボタンをクリックするまでには、VRヘッドセットとPCを接続しておく必要があります。
↓ 詳しい使い方は以下の記事を参考にしてね ↓
なので、まずはこの順番が間違っていないかをチェックしましょう。
2:セキュリティソフトにUEVRの一部ファイルを削除されてしまっている
UEVRが正常に動かない原因として一番多いのが、PCにインストールされているセキュリティソフトにUEVRの一部のファイルを削除されてしまっているというもの。
UEVRをダウンロードして解凍すると、以下の11個のファイルが展開され、これらの内の1つでも欠けてしまうとUEVRが正しく動作しません。
中でも、「 UEVRBackend.dll 」という名前のファイルがセキュリティソフトに削除されてしまうことが多いようで、私の場合でも、知らない間にこのファイルが削除されていたようでした。
対処法としては、GithubのPlaydog氏のページから、再度UEVRのファイルをダウンロードしてくればOK。
わりと頻繁に更新してくれているようなので、最新のUEVRをダウンロードするようにしましょう。(記事執筆時点では UEVR Beta 1.04 が最新バージョンでした)
で、ZIPファイルをダウンロード、もしくは解凍したときに、セキュリティソフトから「ウイルスと思しきファイルを削除(または隔離)しました」的なポップアップが表示されると思うので、そこから除外する操作をしましょう。
そのやり方については、セキュリティソフトによって変わってくるので省略しますが、ポップアップが表示されたタイミングで操作したほうが、通常時よりもやりやすいはず。
それでもダメな場合は、UEVRのフォルダーごと別のフォルダーに移動してから起動してみましょう。
その場合、日本語を含む名前を付けたフォルダーだとNGなことがあるので、英語のみの名前のフォルダーに置くのもポイント。
3:Virtual Desktopの設定を見直す
Virtual Desktop経由でUEVRを使っている人が多いと思うのですが、このソフトの設定が間違っているとゲームをVR化することができなくなってしまいます。
いやいや、前は設定しなくてもできていたのになんでやねん… と思うんですが、いつの間にかそうなっていたんですな。
ただ、設定自体はめちゃくちゃ簡単なので、ご安心ください。
PCで Virtual Desktop Streamer の設定画面を開き、OpenXR Runtime の項目を Automatic から「 VDXR 」に変更するだけでOK。(ヘッドセット内じゃなくて、PC側のアプリの設定です)
ほとんどの場合は、ここまでの作業で今まで通りUEVRでゲームがプレイできるようになるはず。
4:UEVR Nightly版を使ってみる
それでもダメなら、UEVR Nightly(ナイトリー版)を使ってみましょう。
UEVR Nightlyとは、現時点で最新のファイルで構成されたソフトウェアのリリース形態のことです。
ベータ版と比べると安定性が落ち、バグや不具合などの予期せぬ問題が起きることもありますが、逆にナイトリー版を使うことで解決する場合もあります。
基本的な使い方は、ベータ版と変わりないのでダメ元で試してみると良いでしょう。
ベータ版とおなじく、ページ最下部までスクロールし、Assets にある「 uevr.zip 」をダウンロード&解凍してから使います。
繰り返しのバージョンアップにより、UEVRで遊べるゲームが増えてきたとはいえ、すべてのゲームで動作するわけではないUEVR。
ゲームをVR化できないといった初歩的な問題だけでなく、ゲームによっては上手く動作しないパターンもあるようなので、そういった場合は、上記のナイトリー版とベータ版を使い分けることで問題が解決する場合もあります。
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