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3万円台で購入可能な激安湾曲モニターレビュー。サブディスプレイで使うと”こうなる”

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ウルトラワイド湾曲モニター購入&レビュー。サブディスプレイで使うと”こうなる”

というわけで、前回購入したスタンドで高さを上げたメインモニターの手前側に、新調した湾曲モニターをサブディスプレイとして設置してしまおうという回です。

え、何の話してんのかかわからないって?

そういう方は、まずこっちの記事を読んでくださいね。

モニターの脚を純正からスタンド式に変えたらPCデスクが1.5倍広くスタイリッシュになった件

 

もともとは50インチをメインモニターにして、その右にアームを使って縦置きにした23インチディスプレイという構成だったんですが、その縦置きディスプレイをやめにして手前側に湾曲モニターを置いてしまおうというわけなんです。

というのも、50インチのさらに右側にサブモニターがあると、視線の移動距離が長すぎるんですよねー

毎回首を右に向けるのが面倒だし、上下の方が視線の移動量が少なくなっていいだろうということで。

我ながら無謀な試みのような気もしてはいるんですが、はたして結果はどうなるのか!?

このモニターのレビューのほか、サブディスプレイとして使う時の注意点なども、実際の写真付きで紹介していくので、こんな風にしてみたいなー なんて思っている方は参考にしていただければと思います。

目次

今回購入した34インチの湾曲モニター

私が今回購入した湾曲モニターは

『HKC ゲーミング モニタ TG34C3U 34インチ/21:9 超広面 ウルトラワイド(3440×1440)』です。

なぜこれにしたのかというと、めちゃくちゃ安かったから!

3440×1440の UWQHDでありながら、私が購入した時点では3万円台という破格の安さ!

いくら純中国製といえど、これは安すぎるやろ! ってことで即決。

HDRじゃなかったり、ディスプレイポートじゃないと144Hzでなかったりするようですが、ゲーム用途じゃないのでまあええやろ、って感じです。

HKC ゲーミング モニタ TG34C3U 34インチ/21:9 超広面 ウルトラワイド(3440×1440)/VA/144Hz/1MS/FreeSync

HKCウルトラワイド湾曲モニターのスペック

メーカーHKC
商品番号HKC-TG34C3U
商品サイズ高さ81.8×幅45.2×厚み18cm
重量7.08kg
スクリーンサイズ34インチ(ウルトラワイド湾曲ディスプレイ)
解像度3440×1440
HDMIポート数2
ディスプレイポート数1
HDRなし

HKCウルトラワイド湾曲モニターの内容物をチェック

さて、定番の内容物チェック・・・と行く前に! 気になる点がありました。

それは、梱包されていたダンボールの凹み。

いつもなら、梱包用のダンボールが凹んでいたところでそこまで気にならないんですが、今回はちょっと別。

というのも、これの写真は製品のダンボールなんですが、さらにこの上にもうひとつ梱包用のダンボールが被さっていたんですね。

その外側のダンボールには凹みがなかったのに、中身だけ角が潰れて破れているという・・・

HKCウルトラワイド湾曲モニターの同梱物

倉庫でどんな扱いしてるんだよ、とちょっと心配になってしまうのでした。

まあ、中は発泡スチロールでがっちりと包まれているので、問題ないんでしょうけどね。

ということで、こちらモニターの内容物一覧です。

脚の支柱がけっこうゴツいのが印象的ですなー

説明書は一応日本語だけど、ペライチでまったく役に立たないタイプのやつだけど、まあモニターの説明書なんてほぼいりませんか。

HKCウルトラワイド湾曲モニターの内容物をチェック

コンセントはがっつり海外仕様なので、変換用のコネクタが付いてます。

これがけっこう場所をとるので、家庭用の2口コンセントとかだと2個ともふさいじゃうかも?

HKCウルトラワイド湾曲モニターの内容物をチェック

あ、ビス撮るの忘れてた。

スタンドの脚と支柱を合体させるためのネジで、VESA用のネジは付属しておりません。

HKCウルトラワイド湾曲モニターの内容物をチェック

モニターのスタンドを組み立ててみる

今回は社外品を使う予定にしているのですが、せっかくなので純正スタンドも組み立てて見ました。

プラスネジ3本を底からねじ込むだけなので、組み立て自体は超カンタン。

モニターを付けるときも金具に引っ掛けて、下のプラスチックにパチっとはめ込むだけのお手軽仕様です。

モニターの支柱を組み立ててみる

高さ調節はモニター自体の重みで位置をキープする仕様。

ストッパーなどはありませんが、やってみたらちゃんとその位置でとまってくれました。

上下の首振りもある程度は可能です。

モニターの支柱を組み立ててみる

なにぶん支柱がゴツいもので、後ろ姿はかっこいいです。

配線を通すスリーブがあるのもええっすね。

モニターの支柱を組み立ててみる

モニターの完成図

できたスタンドにモニターを引っ掛けて、完成した姿がこちら。

34インチのウルトラワイドということで、幅は80cm程度あるのでかなりデカいです。

モニターの完成図

高さを一番低くすると、こんな感じになります。

モニターの完成図

下の隙間も撮ってみた。

思ったよりも低い位置まで下がるのが優秀。

モニターの完成図

湾曲率1500Rがどんなもんかがわかる画像

このモニターの湾曲率は「1500R」なんですが、その曲がり具合がわかりやすいように真上からも撮ってみました。

ちなみに、湾曲モニターの種類は 1000R ~ 1800R が一般的で、数字が小さいほど曲がり具合もアップします。

湾曲率低い 1800R< 1500R < 1000R 湾曲率高い

このモニターはちょうど中間くらいってことですね。 バランス重視。

モニターの完成図
モニターの完成図
モニターの完成図
モニターの完成図

VESAと接続端子など

モニターの背面側の写真も見ていきましょう。

モニターアームや社外スタンドを付けるためのVESAマウントは「75mm」です。

一応ゲーミングモニターなので、その周りにあるリングはLEDで光ります(設定でオフにすることも可能)

そしてこのVESAなんですが、ちょっとクセのある形状になってまして・・・

詳しくは下で解説しますが、VESAのネジ穴とモニターの背面に段差があるんですよね(汗)

VESAと接続端子など

接続用の端子は見ての通り。

左から、電源・イヤホンジャック・HDMI(2.0)×2・ディスプレイポート となってます。

VESAと接続端子など

これなにかなー と思ったら、モニターの電源やメニュー用のボタンでした。

コストカット仕様(笑)

VESAと接続端子など

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

さあ、いよいよ事前に用意しておいた社外品のスタンドと合体させます。

ちなみに私が今回使ったモニタースタンドはこちら。

低い位置や鋭角に設置するのに適した、アングルの自由度が高いモニタースタンドです。

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する
湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

関節もかなり堅くなっているので、決めた位置でバチッとキープしてくれる安いクセに頼もしいやつ。

スタンドの裏の黒いカバーを外して、ステーとモニターを直接ネジ止めします。

真ん中に置いてあるのは、ステーとカバーをとめるネジ。

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

上でお伝えしていたように、モニターのVESAマウントは窪んでいるので、ステーを被せるとこのように隙間ができます。

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

なので、こちらのスペーサーが必要になってきます。

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

「M4六角スペーサー」ってやつです。

M2とかM3とかもありますけど、M4じゃないとサイズがあわないので注意しましょう。

実際にスタンドをモニターの背面に当ててみると、隙間ができてしまっているのがわかります。

しかも、ちょっと斜めに隙間ができてしまうという特殊な感じになります。

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

そこにスペーサーを入れ込むと、こんな感じで上手くネジ止めすることが可能。

斜めに隙間が開いていますが、しっかりと接続できています。

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

さらにその上からカバーをはめて完成。

リングライトはほぼ隠れてしまってますが、光らせる予定はないのでこれでOK。

光らせたい人は、ステーの形状が違ったスタンドを探す必要がありますね。

湾曲モニターにサブモニター用の土台を接続する

スタンドを付けた湾曲モニターをメインモニターの前に設置

さて、いよいよ完成したモニターをメインモニターの前に設置するターン。

実際に設置するとこのような感じに・・!

箱が凹んでいたし中国製だってことから、初期不良などないかドキドキしていたんですが、ドット抜けなどもなく正常に動作してくれた!

スタンドを付けた湾曲モニターをメインモニターの前に設置

引き気味に撮った写真も見てみましょう。

うーむ、すごくいい感じだぞ~~

ちなみにモニターの下部に向かって分厚くなる形状の関係で、上下逆に取り付けしてます。

スタンドを付けた湾曲モニターをメインモニターの前に設置

実際の目線からモニターの映り具合をチェック

実際にイスに座った目線から撮ってみました。

けっこう角度がある感じですが、白くなったりせず綺麗に見えているのがわかるでしょうか。

スタンドを付けた湾曲モニターをメインモニターの前に設置

モニターの鮮明さがわかるように動画も用意しました。

 

この特殊な設置方法でちゃんと見れるのか、ある意味賭けでもあったんですが、日常づかいでも問題なさそうでほっと一安心。

ただ、この使い方をする際には注意点もあります。

湾曲モニターをサブディスプレイとして使う際の注意点

メインモニター・デスクとの微妙な位置調整が必要

記事ではすんなりと設置出来ているように見えますが、実は一回目にチャレンジしたときはデスクが高すぎて再度調整するハメに。

前はこれがおなじ高さだったんですけど、モニターを置くメインのデスクの高さを1段階下げないといけなくなり、これがかなり大変な作業だった…(汗)

メインモニター・デスクとの微妙な位置調節が必要

メインディスプレイの高さが最低18cmは必要

次にメインディスプレイの高さに注意。

最低でもデスクから18cmは(上に)離れていないと、手前に置いた湾曲モニターが被ってしまって見えなくなります。

あと、メインディスプレイ・デスク・キーボード・チェアーの、それぞれの高さも細かくセッティングする必要があります。

最終的にはベスポジにできたんですが、この調整がけっこう大変だったポイント。

メインディスプレイにモニターライトがあると光が反射する

以下の記事を作った時に購入したモニターライトをメインモニターに装着していたんですが、これが角度的にどうしても湾曲モニターの画面に映り込んでしまいます。

モニターライトはいらない?試しに使ってみたらかなり良かったので実機画像でレビュー!

いろいろ角度調整してみたんですが、どうやっても映り込むのでモニターライトと併用するのは不可能っぽい。

さいごに

終盤はデメリットについても色々と書きましたが、なんやかんやいって設置後は満足度高し。

没入感とかはわかりませんが、手前側に広いスペースができたことでフォルダやらブラウザやら色々と置いておけるのが超便利で捗ります。

すぐ目の前の位置にあるので、ノート的な意識で使えるのも嬉しいポイントです。

当然、デスクの上にはモニター以外なにも置けなくなっちゃいますけどね。

まあ私の場合キーボードスタンドを置いていて、もとからデスクとの距離が離れている状態だったので、これにかんしてはほぼデメリットにはならない。

あと右横のサブモニターがなくなったことで、デスク周りがすっきりとしました。

設置は大変だったけど、一旦決まってしまえばひょっとしてこれが最強なのでは? と思えるほど。

おなじようにしてみたい! という奇特な方は、スタンドと、特にVESAのスペーサーがないと取り付けができないのでお忘れなく。

↓ この記事で使用した商品一覧 ↓


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この記事を書いた人

よっしーのアバター よっしー アラフォー専業ブロガー

ガジェットをこよなく愛するアラフォー専業ブロガー。一日一回はキーボードに触らないと指がむずむずしてくる文字打ちたい病。デジモノ&サービスをゆる~くながらも的確に紹介&レビューしていきます。

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